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2005年 05月 26日 ( 2 )

『週刊~』を二冊。

 いつもは立ち読みですませてしまっている『週刊文春』だが、今号(六月二日号)は買ってしまった。小林信彦さんの連載「本音を申せば」で、小林さんが、長女夫婦の住む新潟県小千谷市へ(「崩落現場 2」)。

 ぼくは小千谷出身なので、小林さんが辿ったルートがだいたいわかる。小林さんが雨宿りをしたというコンビニは、ぼくの実家から数分の、あそこだろう。地図を買った本屋は、うーん、SかYのどちらかだろうが、どっちかな。Eではあるまい。
 小林さんが食べたへぎそば屋は、伯母の家の正面にある店だ。たいへんだ、帰省したらば食いに行かねばならん。

 それから、ひさしぶりに『週刊ベースボール』(六月六日号)も買う。表紙がホークスの杉内俊哉投手で、特集「変化球奥義」なのだもの。
 変化球の握りの写真がいろいろと掲載されている。川口和久・川崎憲次郎の対談では、それぞれの全変化球の握りが。ほかにも、前田幸長のナックル、佐々岡真司のカーブ、岩瀬仁紀のスライダー、藤井秀悟のチェンジアップ、小野晋吾のシンカー、などなど。おなじシンカーでも、小野と木塚敦志ではズイブンちがうのだ。木塚はサイドスローだし。

 (このブログでは、買った本は毎回書いているけれど、雑誌については、本関係か何かある場合以外は書いていないです。まぁ、ほら、雑誌だと、書きにくいものとか、あるではないですか。アハ。)

 『生物としての静物』(集英社文庫/開高健著)
を読んだ。

 南陀楼さんの日記が再開、うれしいな。
by taikutuotoko | 2005-05-26 20:18 | 本・雑誌・新聞・書店

ビールの泡。

 「給料出たから飲みにいくぞぉ」と言われ、しかたなく池袋へ。ほんとうは、その金で本を買いたいのだけどなぁ。(追記:途中で帰ったので、後日清算しようとすると、「いいよ」と言われる。ビンボウ人なので、甘えさせてもらった)

 飲み屋に入る前に八勝堂書店に寄る。
 『好きな背広』(文藝春秋/丸谷才一著)
 『出版広告の話』(日本エディタースクール出版部/村崎和也著)
を買った。各一〇〇円。

 月・火と佐藤嘉尚さんの新書を読んだので、しばらくは“面白半分の作家たち”のうちの誰かの本をお供に、と思う。きょう(二五日)は
 『生物としての静物』(集英社文庫/開高健著)
にしたのだが、飲みがあったので半分も読めず。

 〈ビールの泡とかタバコの煙りなどと申すものは完全なプライヴァシーであり、一種のモビール作品であって、そのプツプツと上昇しつづける、また、ユラユラともつれる運動ぶりを眺めるのが放心の愉しみなのである。〉

 瓶ビールを頼むと、kirinなどと入った小さなグラスで飲まされるのが好きではない。なんだか、葬式のあとでしんみりと、というときのビールの味がしてイケナイ。一口飲むと、「どうぞ」と注がれてしまうのも困るのだ。
 
 子供のときは親父の飲んでいる瓶ビールにズイブンと憧れたものだが、いま、ひとり家で飲むなら缶ビールだ。深さがあって口がひろがっているグラスの、ちょいと上のあたりから、糸のようにビールを注ぎ、細かくてクリーミィな泡をつくる(瓶では、なかなかうまくいかない)。それからグラスを傾けて、泡の下にしずかにビールを流し込む。細かな泡が、グラスの上に、こんもり。七対三。

 そんなふうにして飲む、日曜日の昼間のビールのなんとウマイことよ。誰にも邪魔されたくない、完全なる休日である。
by taikutuotoko | 2005-05-26 01:21 | 本・雑誌・新聞・書店