人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Y書店の仮店舗。

 いぜん『商店街にある本屋さん。』(八月十三日)でふれた地元のY書店。久しぶりに見にいってみたら、住居と一緒にたてなおすようで、更地になっていたんだけど、数件さきに仮店舗ができていたので、はいってみた。

 とくにかわったところはなくて(あたりまえか)、でもせっかくだから
 『ニッポン居酒屋放浪記 立志篇』(新潮文庫/太田和彦著)
を買った。さいしょのところに、居酒屋料理のカラー写真がたくさんあって、なんともおいしそう。ほかに『疾風篇』『望郷篇』があるようなので、これがおもしろければ買わねばなるまい。

 居酒屋めぐりでは、われらがちくま文庫にも
 『下町酒場巡礼』『下町酒場巡礼もう一杯』(大川渉・平岡海人・宮前栄著)
がある。著者たちが体調をこわすほど飲み歩いたかいあって、とってもいい本になっているよ。
 『東京酒場漂流記』(なぎら健壱著)
もわすれちゃいけないね。

 でもぼく、さいきん「酒くさい」っていわれてばっかりだから、本だけでガマン……できないかぁ、やっぱり。

 Y書店には、なぜか
 『アメリカの民主主義 (上・中・下)』(A・トクヴィル著/井伊玄太郎訳)
が、講談社学術文庫では唯一、棚にはいっているということをまえに書いたのだけれど、それは仮店舗の棚にもしっかりあった。
 しかも
 『日本書紀 全現代語訳 (上・下)』(宇治谷孟訳)
 『古事記 (上・中・下)』(次田真幸 全訳注)
という仲間たちがふえているじゃあないの。

 でも、この講談社学術文庫の八冊、買うひといるのかなぁ。というか、なんであるの?
by taikutuotoko | 2004-08-19 20:03 | 本・雑誌・新聞・書店


<< ぼくのリンク集④。 「感情移入」してしまう、なにか。 >>