古本縁日。

 「古本縁日in仙台」初日の朝、である。いきなり向井さんがリボーさんにプロレス講習している。王子は指を立てての腕立て、これが実になんであると評判であった。「わめぞ」のひとたちは集団行動がまともにできるタチではまったくなさそうなのだか、こういう「合宿の朝」的な光景は似合うと思う。
 2会場あるうち「マゼラン」は「火星の庭」より1時間はやくスタートする。というわけで「マゼラン」組は岡島さんリボーさんが先発、私、「空パラ」Oさん「魚月」のふたりが追って宿を出た。土井晩翠にちなんだ晩翠通り沿いに「マゼラン」はある。店の前のスペースがわりと広く使えるので、テントをふたつ広げる。残念だが雨の心配があるのだ。旅猫さんの雑貨をいちばん通りに近いところに配置してお客さんをひきつける。テントの奥には「立石書店」・「藤井書店」の棚、そして「魚月」がどわーっと店をひろげ、「海月書林」「ポポタム」「パラフィン堂」「退屈文庫」の箱がならぶ。
 
 ところで今回仙台で見つけたお店の看板でいちばん好きだったのは、マゼラン近くにあった「家庭料理 あさがえり」でしょうな。

 「マゼラン」前での「古本縁日」はゆるーりとスタート。通りがかりの地元の方が「このあたりは平日の勤め人のまちだから」というように、土曜のこの日は人の流れはあまりないのだけど、通りかかるとみな旅猫さんの雑貨で足をとめる。また、スペースがゆったりしていることもあって、一人ひとりの滞在時間はけっこう長く、「魚月」を中心に売れていく。「マゼラン」さんの店内も混みあう時間も出てきて、よかった。午後には「火星の庭」からも人が流れてきて、初日の「退屈文庫」はまぁまぁだった。名古屋リブロの青木さんや、東京からのお客さんもちらほら。となりの弁当屋の方がしょっちゅう様子を見にくれて、楽しそうに雑貨や本を眺めてくれるのだけど、「あっ!エビが揚がっちゃう!!」とあわててもどっていった。焦げなかったかしら。
 「火星の庭」会場へ偵察へ。「古書往来座」と「ハチマクラ」がよく売れているらしい。 昼メシはピザがめちゃウマの「ナプレ」で。食べおえたころに、見覚えのある顔ぶれが店内へ。畠中さんコウノさん「晶文社」高橋さんだ。ここは仙台なのか?!

 夜は「火星の庭」で大宴会。B!B!S!の方々や、お店の常連のみなさん、わめぞ組で店内ぎっしり、外にまであふれ出る。前野さんが「参加費と引換えに讃岐うどん!うどんがチケット代わり!」と声をかけ、そのチケットを食ってみたらめちゃくちゃうまい。あとからカレーだカツオだホヤだ、とごちそうがどんどん出てくる。うどんはお代わりできますよー、ということなので魚雷さんがはじめた「カレーうどん」もブームになっていた。出されたワインがおいしくてすぐに空いたら、NEGIさんからの贈り物でした。 
 前日のおいしい店も素敵だったけど、この夜のパーティーは、前野さんたち仙台の方々の素敵さとやさしさとパワーで、よりいっそうおなかがふくれました。ほんとうにありがとうございました。向井さんが書いていたけど、自己紹介のときにちゃんと出来なかったのが心残りです。このことは、この日のことだけじゃなくて、いまの自分が正面むいて「自己」紹介できないような感じのままでいることも、どうにかしなけりゃいけないことです。
 あと、「映画祭の高橋君」とラジオの話がいっぱいできて楽しかった。数人で残って遅くまでわいわい。あしたもあるし帰ろー、とタクシーに乗り込むもよくわからない感じに。2台目に乗ってやっとこ。かんたんにシャワー浴びて部屋にもどったら暗闇のなかで王子がパンの袋をいっぱいあけてわけわかんないことに。こっちのテンションもおかしいので「王子どーしたんだよー!!!」と大声をあげてしまった。あとは気絶するように寝る。 


 2日目は霧雨。「マゼラン」さん、お世話になりました。仙台のみなさん、ありがとうございました。帰りのリボーさん号は東京に戻ろうとしている。これ以上ちかづくとさびしいだけになる、ぎりぎりのところで「サヨナラCOLOR」がかかって、あぁ旅がおわるんだなぁって思った。
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by taikutuotoko | 2009-06-24 03:43 | 本・雑誌・新聞・書店


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