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 このところ、ブログも書かずに何をしているか、というと、机まわりの小道具で遊んでいる。カッターで不恰好に鉛筆を削ってみたり(肥後守が欲しい)、プラチナ万年筆から出ている「preppy」(二一〇円だが、カードリッジ交換ができる万年筆)にカードリッジを差し込んでインクが通るのをただ待ってみたり(もう三本目)、本のページを押さえるのにちょうどいい大きさ・噛み具合・デザインのクリップを見つけて読書に利用したり、といったところだ。

 本のページを押さえるクリップ、についていえば、ブック ストッパーというずっしりした錘の付いている専用のものも伊東屋で購入して気に入っているのだけど、持ち歩いて喫茶店での読書にも使う、という気分にはどうもなれない。そのしっかりとした重さと専用の道具であるというところが、持ち歩くにはどうも心理的に重いのだ。「Yomupara」を見ると他にも専用のものはあるみたいだけど、ぼくとしてはもっと普通のクリップで流用できるものを見つけたい。
 というわけですずらん通りの「文房堂」で購入したのがIDLの「BALL CLIP」。専用のものと比べれば明らかに重さが足りないが、開閉の軽さといいフラット感といい、とっても具合がいい(もっと重いものはいくらでもあるが、噛みが強すぎる)。紙を痛める心配もなさそうだ。反発の強いページを押さえるのは無理だけども、右手にコーヒー左手にパンで文庫本を読むなんてときにはこれを使っている。ヒトにすすめるほど用途上の機能を満たしているわけではないが、個人的にはものすごく読書の役に立っている。あと、折りたたみ式のケータイにはこの用途に向いた機種があって、機種変のときに回収を断ったことがある。
by taikutuotoko | 2008-10-16 05:04 | 本・雑誌・新聞・書店


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