三軒ほど古本屋を覗き、文庫本を数冊買う。延原謙訳のシャーロック・ホームズとか、青木雨彦、諸井薫、塩田丸男(!)といったオッサンのエッセイも。
『レトリックのすすめ』(大修館書店/野内良三著)
『少々おむづかりのご様子』(角川文庫/竹中直人著)
『若者言葉に耳をすませば』(講談社/山口仲美著)
を読んだ。『レトリック~』は『言語』の書評に、『少々~』は武藤康史『文学鶴亀』に出てきたので。
ジュンク堂のイベント情報を見ると、池袋本店で五月八日に『「柴田元幸×ヴィレッジブックスの新文芸誌!」 モンキービジネス創刊記念トークショー』というのがあるそうな。〈「モンキービジネス」といっても、猿についての雑誌ではないし、ビジネスについての雑誌でもない。文芸誌である(いちおう)。海外・日本の新しい小説やエッセイを中心に、新しくない小説やエッセイなんかもちゃっかり混ぜて、こっちが面白いと文章を並べた雑誌にしたい。執筆陣だって、嬉しいことに、我々が最高だと思う書き手が勢揃いしてくれた〉とのこと。