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 九段が近いのでさすがに右翼の街宣車がご活躍の一日だった。帰りに「東京古書会館」の新宿展に駆け込むが、終了三分前。文庫にしぼってサァーッと見る。
 『ギリシャ神話 付 北欧神話』(現代教養文庫/山室静著)
 『私の文章作法』(文春文庫/安岡章太郎編)
 『松山猛の父親倶楽部』(新潮文庫/松山猛著)
を、各一〇〇円。

 腹がへったので「くまちゃんラーメン」で特大ちゃんぽん(八〇〇円)を食う。しょうゆ・みそ・しおの特大なら七〇〇円で、他人の表現を借りれば洗面器大。客はじぶん一人だったのだが、夕方ニュース番組で大盛りラーメン店の特集が始まると厨房から店のオヤジが出てきてテレビの真下に。ジッと見つめるオヤジ。つい訊いてしまう、「やっぱり、気になりますか?」
 すこし驚き照れくさそうな表情で、「まぁ…ねぇ。うちの場合まわり学生多いからサービスでやっているけど。こんなには、ね。んー、(テレビを見て)この店は麺六玉か。大盛り特集は毎回みるけど、六玉ならまだふつうだね。最高で十玉まで見たことあるよ。麺は伸びるからね。」
 チャレンジメニューではないし、数人でわけて食べてもいいよ、というのはいかにも学生街のサービスといった感じで、こういう大盛り店は好きだ。たまに食う。ぎゃくに度を越して品を感じない盛り具合になると、やっとテレビ映りはよくなるようだ。

 「波乱万丈いわた書店日記」を見ると順調に進行中らしい旧版広辞苑海外寄贈計画。本のあつまりもいいようで、最新記事にも荷造りの話が。日本語学習者がつかうとなると、やっぱり四版(見出しが現代かなづかいに)くらいからじゃないと引きにくいような気がするけど、なかなかいい企画じゃないですか。(広辞苑に物申す 「例文に古典」多過ぎるのように広辞苑は外国人向けではないという意見もあり)
 九七年の『アミューズ』辞書特集を見ると、ジャーナリストの莫邦富さんは八五年に来日してすぐ買った辞典が小学館の『国語大辞典』(二五万語ほどの一冊物)、古本で買っても上海での大学教授の給料二ヶ月分だったとか。いまじゃ神保町でも一千円台から買えてしまうが。
 そういうインテリでなくてもふつうの来日外国人はどういう辞書をつかっているのか。小中学生向けのものや、日本語学習者向けのものかな。それとも和英のたぐいを引くのかしら。そういうことが知りたくて『月刊日本語』や古本で『日本語ジャーナル』を覗いたりするのだが、よくわからない。何を見ればいいのか。そして、日本語の辞書を食べてコトバを覚えたひとはいるのか、そういうエッセイを書いた外国人はいるのか、知りたいところ。

 『旧約聖書を知っていますか』(新潮文庫/阿刀田高著)
を読んだ。
by taikutuotoko | 2008-02-12 01:43 | 本・雑誌・新聞・書店


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