洗濯してから、ひさしぶりに中板橋の「ブックオフ」へ。
『1980年大百科』(宝島社/宝島編集部編)
が、五五〇円。
『漢文のすゝめ』(新潮選書/原田種成著)
『反時代的、反教養的、反叙情的 必ず、何か、いいものがある』(ベスト新書/古山高麗雄著)
『自省録』(岩波文庫/マルクス・アウレーリウス著/神谷恵美子訳)
『なまけものになりたい』(河出文庫/水木しげる著)
が、各一〇五円。
個人商店などの閉店の貼り紙が気になるタチである。この「ブ」の近くでも一件、四〇年ほど営業していたラーメン屋が店をしめていた。
〈長い間 有がとうご座いました
おやじ つかれましたので
閉店 致ます
お客様 (いい夢見てネ) 今日 九月三日〉
こういうのはついついメモしてしまう。
夕方に飯田橋の「ブックオフ」へ。
『ぼくのマンスリー・ショック』(新潮文庫/荒川洋治著)
が、二五〇円。
『機械じかけの夢 私的SF作家論』(講談社/笠井潔著)
『ふるさとは貧民窟なりき』(風媒社/小板橋二郎著)
『五木寛之雑学対談』(講談社/五木寛之著)
が、各一〇五円。
神保町「
ダイバー」へ。「ふるぽん秘境めぐり」が最終日なので片付け&店内での打ち上げがあるのだ。そのまえに欲しいものをチョロっと買う。
『現場主義の知的生産法』(ちくま新書/関満博著)
『調べる、伝える、魅せる! 新世代ルポルタージュ指南』(中公新書ラクレ/武田徹著)
が、各二〇〇円(武田本は持っているが、再読したくなったので)。
『日記のお手本』(小学館文庫/荒木経惟ほか著)
『「みんな」のバカ! 無責任になる構造』(光文社新書/仲正昌樹著)
が、一五〇円、一〇〇円。
『全東京街道 東京はこう歩くと美味しい!』(光文社文庫/CANDID編)
『ギャンブルフィーヴァー 依存症と合法化論争』(中公新書/谷岡一郎著)
が、各五〇円。『全東京街道』がウレシイ。
火・水で売れたのは
『終着駅』(中央公論社/結城昌治著)
『強くて淋しい男たち』(筑摩書房/永沢光雄著)
『いつだって青春 ホリプロとともに30年』(東洋経済新報社/堀威夫著)
『学問の達人 大学教授ランキング 文科系編』(別冊宝島/河合塾編著)
『スキャンダルの中のタカラヅカ』(鹿砦社/宝塚歌劇研究会著)
『向田邦子・映画の手帖 二十代の編集後記より』(徳間書店/向田邦子著)
『銀座 名バーテンダー物語』(晶文社/伊藤精介著)
『歌は思い出をつれてくる 昭和のメロディー、懐かしい歌』(展望社/塩澤実信著)
『遠い朝の本たち』(ちくま文庫/須賀敦子著)
『日本の書物』(新潮社/紀田順一郎著)
『路地裏』(アートン/梁石日・黒田征太郎著)
『マチョ・イネのアフリカ日記』(新潮文庫/西江雅之 文・写真)
で、全品一〇〇円。期間中あわせて四五冊出る。売れ残った『知恵熱』池松江美(辛酸なめ子)をよく見てみたらサイン入りだったよ!売れないでヨカッタ。
片付けのあとの店内での打ち上げがなんといっても愉しい。
不忍の一箱古本市ってのはやっぱり影響が大きいんだよなぁ、などとわかる。
古本Tさんが作ってきてくれたカボチャコロッケ、うまかったしなぁ。
で、明日(二七日)からは
早稲田青空古本祭。穴八幡すぐ下の「立石書店」でも
わめぞ青空古本祭がっ。「退屈文庫」は平凡社カラー新書を二〇数冊ほか、出します。
『取材学』(中公新書/加藤秀俊著)
『現代作家100人の字』(新潮文庫/石川九楊著)
を読んだ。『現代作家~』は読んだのは今回はじめてだが、以前からぱらぱらやってイイ感じだったのでブックオフの「い」あたりで見かけたら絶対おさえておこう、と常日頃思っている本。読んでみたらやっぱりグゥな本でした。でも見ないんだ、これが。 村上春樹と〈文字の構造が実によく似ている〉のが誰かというと、篠原ともえ!