人気ブログランキング | 話題のタグを見る

会った。

 「ダイバー」のSさんお手柄である。あ、いや、お客さんに本の代金を間違えて多くいただいてしまった、返金しますのでご連絡をとブログに書いたら、そのお客さんというのが関西から上京中のhigonosukeさんだとわかったのだ。いやもう、会いたかったんですよこの方には。
 とりあえず、higonosukeさんに渡してもらうお土産を金曜にダイバーへ持っていく。『三代の辞書 国語辞書百年小史』(三省堂/山田忠雄著)と『本の話』一九九五年一一月号(文藝春秋/特集:丸谷才一と書評のレッスン)。後本にも少し辞書の話題が載っているため。

 で、今日(土曜)。ちょうど昼休みに入ったところでケータイが鳴る。お土産本に「おヒマでしたらぼくも神保町にいるのでお会いしましょう。電話番号チョメチョメハレホレ」と書いた紙を挟んでおいたのだ。某所にて待ち合わせ。これはこれは、はじめましてどうも。彼とは同年代なのだ。軽くメシ食って(「さっきそこで」と大東美術研究会編『略画辞典』集文館をいただく)、「小宮山書店」のガレージセールへ。
 三冊五〇〇円のうち
 『音楽を聴く』(東京書館/片岡義男著)
 『日本語で生きるとは』(筑摩書房/片岡義男著)
の二冊を自分が選び(四〇〇円)、もう一冊はhigonosukeさんが。

 なんだかんだ話しながら古本屋を覗いているうち昼休み終了、「またお会いしましょう」と別れる。しかし今日はよく人に会う日だったなぁ、三省堂の北尾トロさん講演会の帰りだというNEGIさん(これから一角座の河内 紀 音と映像の仕事に行ってくるよ、と。活動的だなぁ)や『HB』の橋本さんにも会った。そのあと珍しくアチコチにTELし都合を調整、うーむ、たのしみ。

 ふるぽん秘境めぐり開催中の「ダイバー」へ。お手柄店主のSさんに「これ読んでみろよ~」と『月刊ご近所スキャンダル』九月号(竹書房)なるマンガ誌を渡され読む。なんだこりゃ、「せどり長者」。内容はまぁ雑誌名からわかるように読み切りのアレな感じのやつだが、こういうところにまで広まってきたか…と。

 「地下室の古書展」(一〇月一四~一六日)のチラシがあったのでいただいておく。あっ、二階の展示は「和田誠ミュージアム」!トークショーもあるではないですか。


 『人間を守る読書』(文春新書/四方田犬彦著)
を読んだ。個人的にはイマイチ。
by taikutuotoko | 2007-09-23 00:53 | 本・雑誌・新聞・書店


<< 気になるひとたちを会わせてみる。 「之屈文庫」 >>