Rさんから聴いたのだが、指揮者というのは腰に懐中時計、というよりもその鎖をさげるもんなのだそうだ。ココがおしゃれのしどころで、かける人はどんとお金をかけるとのこと。Rさんも某指揮者のものを形見でもらったのだと。
オーケストラのリハーサルでのこと。とある大物指揮者がタクトが振るのだが、これがもうメチャ振り、まるで露店の鉄板ヤキソバ。演奏者たちはボウゼン、たまりかねて一人が声をあげた。
「すみません!指揮がぜんぜんわかりません!!」
「なにィ!君はどこを見ているんだ!」
「タ、タクトです…」
「ばっかやろー!ここを見るんだ!!!」
と言って膝を指さしたのだそうで。もしかしたらヤキソバも「膝」で焼くのがコツなのかしら。
上の話は、素人にもわかりやすくと話してくれたものなので、デフォルメされているとは思うがおもしろい。Rさんがむかし作った某ムックのディスコグラフィーも見せてもらう。いまのぼくと同じくらいの歳のころの作とのこと。むぅ。とりあえずRさんのおかげで当分は退屈しないでよさそうだ。仕事中のムダ話がこのところ五割増し(ちゃんとやってますが)。
ラジオ聴いていたら
内澤旬子さんが電話で出ていた。