神保町へ。寄港市開催中の「
ダイバー」に寄ると大学生のボギー&A君がお揃いの格好でお客さんの呼び込み中。ん~怪しい。画像は載せない方針だが、今回は特別。

「小宮山書店」のガレージセールで
『超時間対談』(集英社文庫/和田誠絵)
『わが町・新宿』(旺文社文庫/田辺茂一著)
『ル・ジダン 犯罪者たち』(ケイブンシャ文庫/ジョゼ・ジョヴァンニ著/柴田錬三郎訳)
『珍獣戯話』(角川文庫/吉行淳之介著)
『ドンレミイの雨』(新潮文庫/池波正太郎著)
『鳥のように獣のように』(角川文庫/中上健次著)
を買う、各一〇〇円。近くの「三省堂書店」はリニューアルで一部売り場が閉鎖中のようす。
「東京古書会館」へ。きょう(二七日)から二九日まで
地下室の古書展、トークショーもいろいろあります。
『江戸期のナチュラリスト』(朝日選書/木村陽二郎著)
を、四〇〇円。
「ダイバー」に戻り、
『井伏鱒二 群像日本の作家16』(小学館)
『こども風土記 母の手毬歌』(岩波文庫/柳田国男著)
を購入、四〇〇円、二五〇円。
「退屈文庫」は
四〇〇 『セーラー服とエッフェル塔』(文藝春秋/鹿島茂著)
六〇〇 『食いたい放題 東の味 西の味』(立風書房/加太こうじ著)
四〇〇 『濃厚民族 15大対談集』(スコラマガジン/浅草キッド著)
四〇〇 『口八丁手庖丁』(実業之日本社/金子信雄著)
が売れた。
『17歳のための読書案内』(ちくま文庫/筑摩書房編集部編)
を読む。種村季弘さんが林語堂『有閑随筆』(偕成社)を紹介していてやたら魅力的なのだが、
〈いま所持しているのは戦後の古本屋で見つけたもので、見返しに「高円寺、球陽書房」のラベル。奥付に偕成社昭和一三年七月一日発行とあり、定価は一円七十銭。〉
と書いていて、あイイナと思っても本屋に行けばすぐに買えるもんじゃないというのがニクイじゃないですか。たんなるブックガイドじゃなくて、なんというか種村さんらしい「案内」だなぁと。本屋より遠いところに導いてくれる感じがする、そんな案内人。