kuzanさんのくださった
コメントを見て、去年の夏に行った古本屋の棚を思い出した。あのとき買おうか悩んだんだよなぁ、たしか(たったの)二〇〇円で。もしかしたらまだあの本あるかもしれない、というので帰りに(神保町「@ワンダー」等にはなかったので)歩いて市ヶ谷へ。わっ、近くのH大キャンパスにはお濠の景色にそぐわない感じの新しい校舎が…。
市ヶ谷の近代科学社ビル、その奥の奥にある「
麗文堂書店」へ。まず新書棚を見ると、目当ての
『蘭学の時代』(中公新書/赤木昭夫著)
がちゃんとまだ残っていた。記憶どおりの二〇〇円。そのほか、
『ヨーロッパ古寺巡礼 パリからサンチャゴまで』(平凡社カラー新書/小川国夫著)
『私の文学放浪』(角川文庫/吉行淳之介著)
『演歌の明治大正史』(岩波新書/添田知道著)
を買う。二〇〇円、一三〇円、一〇〇円。『ヨーロッパ~』はYさんに贈る用、『演歌の~』はさいきん買って人にあげたのだが、自分でも持っておきたかったので。
店を出てケータイを見ると、小学からの友人Nより「内野自由チケットがあるから東京ドームで田中幸雄の二〇〇〇本安打見ようぜ」というメールが届いている。あわてて電話をすると、北海道F対東北Eの試合は始まっているがぼくからの返事がないので中に入らずゲート前で待っているとのこと。おおっなんと有難い奴。いそいで球場へ。
田中幸雄のさいしょの打席は終っていたが(凡退)、第二打席には間に合う。で、見事ライト前、二〇〇〇本目のヒットですよ。ドーム総立ちユキオコール、なつかしい「コユキ~」の掛け声も。田中はきょう三安打。いやぁメデタイ。おもわずNにエビスを奢ってしまう。それからこれも一打席目は見られなかったが東北の山崎武志が三本の本塁打をかっ飛ばした。とくに二本目は飛んだもんなぁ。おもわず(古巣の)ドラ党であるKに電話。
田中幸雄イノチの親父にも久しぶりに電話を入れる。
『僕がはじめてグループデートをした日』(中公文庫/泉麻人著)
を(途中で一度読んだことがあることに気づいたが)読んだ。