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バッティングセンター。

 休み。昼過ぎに神保町へ。喫茶店で荻原魚雷さんとあれこれ話し(あの候補者と知り合いだったとは!)、何軒か古本屋をめぐる。「ブンケン・ロック・サイド」で
 『旅人からの便り』(リブロポート/西江雅之著)
を、二一〇円。東京堂書店の前で、夜に会う予定だったリコシェの阿部さんにばったり。阿部さんが誘って魚雷さんも来ることに。

 仕事のある魚雷さんといったん別れ、白山通りの「神田書房」へ。
 『オヨヨ島の冒険』(角川文庫/小林信彦著)
 『過ぎてきた日々』(角川文庫/津本陽著)
を買う。二冊で一〇〇円。「ダイバー」にも寄り、
 『読書家の新技術』(朝日文庫/呉智英著)
を一〇〇円で。『銀座百点』も五〇円で一冊。

 「田村書店」の外に『図書』の臨時増刊「岩波文庫創刊80年記念 私の三冊」が早くも置いてあったのでいただく。これ、まだ「岩波BC」にも入ってなかったのだが。

 『読書家の新技術』を読みながら(再読)歩いて早稲田へ。飯田橋の「溜屋」でソフトクリームを買い(花見特価一〇〇円)、左手に文庫本、右手のソフトをぺろぺろ舐めながら神楽坂をのぼる。一度は閉店するといっていた「不二家」は営業を再開していた。そういえばさいきん神楽坂あたりで大きな火災があったらしいが、どこだろう。

 早稲田の「ブックオフ」で
 『メディア決闘録ファイル』(小学館/逢坂剛著)
 『水滸伝 虚構のなかの史実』(中公新書/宮崎市定著)
 『日本語誤用・慣用小辞典』(講談社現代新書/国広哲弥著)
 『潮風の町』(講談社文庫/松下竜一著)
 『音がなければ夜は明けない』(光文社・知恵の森文庫/山下洋輔著)
を買う。各一〇五円。

 呉本をちょうど第一部のおわりまで読んだところで「古書現世」に着く。向井さんと話しているうちに「古書往来座」瀬戸さん、魚雷さんも集合。
 『眼ある花々』(中公文庫/開高健著)
を一〇〇円で買う。中山康樹の『最後のジャズ入門』(幻冬舎新書)をいただいた。

 閉店後、四人で「ワセダオートテニスプラザ」へ。きょうは、阿部さんの発案でバッティングセンターに行こう、ということになっていたのだ。阿部さん、「旅猫雑貨店」金子さんもそのうちに到着。ワセダオートテニス(三階がバッティングコーナー)はボロくてこじんまりとした感じがなかなかイイ味。瀬戸さん差し入れのビールを飲んでから打席に入る。五スイング目にして「明日は筋肉痛」を認識するが、ろくに打てなくてもやっぱり愉しい。が、皆がよりハマったのは二階のストラックアウト。ついつい大散財、ぼくもみすず書房の単行本代くらい使ってしまった。「和民」であれこれ愉しみな企画について話し合い、〇時ころに解散(もうお金なくて借りる。明日から倹約)。歩いて家まで帰った。きょうは阿部さんが大活躍だったなぁ。眠いのでだらだらと書いたが、そういう一日。さ、寝よっと。
by taikutuotoko | 2007-03-29 03:02 | 本・雑誌・新聞・書店


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