「
ジュンク堂書店」は二日が新宿店の増床オープンだったはず。どうなんでしょう。
帰りに電車で高円寺。「都丸書店」支店で
『都会のアングル』(TBSブリタニカ/粕谷一希著)
『不思議のエッセー』(新潮社/開高道子著)
を買う。二〇〇円、一〇〇円。
「アニマル洋子」では
『日本イカイカ雑誌』(竹書房/全日本イカした雑誌連絡協議会編)
『路地裏』(アートン/梁石日・黒田征太郎著)
『生半可な學者』(白水社/柴田元幸著)
『80年代の正体! それはどんな時代だったのか はっきり言って「スカ」だった!』(JICC出版・別冊宝島)
『これが天職だ』(集英社文庫/南伸坊著)
を購入、各一〇〇円。
「ZQ」にも寄る。ここ、いい意味で(?)ヘンな本しか置いてない。一〇五円の本にもビニールがかかっているもんだから中が気になって、オマケ付き菓子を買うような感じでついどうでもいい本にまで手をだしてしまうのよね。
『診男法』(平凡社/渡辺和博先生とタラコプロダクション著)
『必ずお読みください。』(マガジンハウス/一條裕子著)
『周富徳の中華人生相談』(主婦の友社/周富徳著)
『トラオがゆく 徳田虎雄物語 人生完璧に生きる』(グループ・ゼロ/喜志真典著)
が、各一〇五円。ビニール破った時点でもういらない、富徳と虎雄。ちなみに虎雄本はマンガ。
荻原魚雷さんと待ち合わせて「
古本酒場コクテイル」へ。向かいのお客さんは都丸のひとだよ、と教えられて見てみるとさっきお会計してくれた方だった。不思議なこともあるもんだ。しかもその方が誕生日、こちらにまでケーキのお裾分けが。いやぁ、不思議なこともあるもんだ。まだある。お店の方から演劇のチラシをもらったところ、会場が荻窪の「西郊」という旅館。あれぇどこかで見たぞ、と思ったら、昨夜寝る前に読んでいた泉麻人さんの『東京ディープな宿』のカバー写真が「西郊」なのだ。不思議ィ。
もうすぐ出るというコクテイル文庫の第二弾は写真集とのこと。紙も印刷も向上させ、しかもカラー。かなりイイらしい。たのしみだ。
コクテイルを出て魚雷さんの家へ。ぼくが妙な咳をしているので薬だウガイだと心配させてしまった。すみません。アレコレ話す。ポルトガルの詩人、フェルナンド・ペソアを教えてもらい、邦訳が出たばかりだという『不安の書』(新思索社/高橋都彦訳)にシビレた。ある日本人とペソアについての仮説を魚雷さんから聞き、二冊の本を並べてみながら、なにも知らないぼくもちょっと興奮した。
(「文壇高円寺」
ペソアのトランク)
「ナンダロウアヤシゲな日々」などで
第4回一箱古本市 店主・助っ人募集のお知らせが発表されてます。ことしは四月二九日。今月一五日から店主の募集開始、今回から先着順だ。
それにしても乾いた良くない咳をしている。