あぁ、しあわせな読書だった。
『面白い小説を見つけるために』(知恵の森文庫/小林信彦著)
をいま読みおえたばかりなんだ。
この本は『小説世界のロビンソン』の改題。そっちは新潮文庫でもっているけど、いろいろとかわっている点もあるし、小林信彦の本なら買わないわけにはいかないからね。それに、知恵の森文庫(光文社)は、けっこう印象はいいんだよね、ぼくには。
しかもだ。記憶ちがいかもしれないけど、巻末の年譜は『小説世界のロビンソン』にはない、知恵の森文庫版の特典じゃなかったかな(本をさがしだすのがやや困難なんで、しらべるのに時間かかるから、たしかめてない)。これが、いいんだよ。「小林信彦プロフィール」の下の欄は、「本書で触れている小説」の欄でさ、そこには、この本にのっている小説を、小林さんがいつごろ読んだのかっていうことが一目瞭然てふうになってるんだ。んー、これだけでも「買い」。
『小説~』の方とあわせると、読んだのはたぶん四回目くらい。読むたびに、ぼく自身も読んだ小説がふえていて、とっても愉しい。どんな内容か、なんてのは、もう読んでくださいとしかいえないなぁ。ぼくの説明がヘンで、これを見た人が読む気なくしたらこまるからねぇ。
きょうも、江古田へ。買った本をあげると。
『文学を探せ』(文芸春秋/坪内祐三著)
を、ブックオフで八五〇円。
日芸前の根元書房で
『私の読書、私の書評』(三一新書/久野収著)
『ローカルバスの終点へ』(新潮文庫/宮脇俊三著)
『日本列島改造論』(日刊工業新聞社/田中角栄著)
『唐獅子株式会社』(文芸春秋/小林信彦著)
を、あわせて六五〇円で。『唐獅子~』はもちろん新潮文庫でもっているけど、カバーなしだけど五〇円ということで、ついついね。