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そう言われれば、寒い(かも)。

 ひとに言われてやっと気づいた。いまごろ半袖ポロシャツ一枚で街歩いているやつなんて他に誰もいない!そういえば昔から衣替えがいちばん遅いタイプだった…。暑い寒いがわからないのよね。部屋のエアコンを使ったことがない。暑けりゃ団扇、寒けりゃ布団にもぐりこむだけ。

 神保町の喫茶店で荻原魚雷さんにいろいろと話をきく。宮内勝典、小田嶋隆…。『編集会議』ではコクテイル文庫『借家と古本』についてインタビューされているとか。
 「ダイバー」へ。
 『戯話 乱世のヒーロー』(三省堂新書/関根弘著)
を買う。四五〇円。Hさんに「お友達?」と言われてた魚雷さん。見た感じ若いもんなぁ。
 神保町のワゴン・外壁本を魚雷さんとかるく見てまわり、古書センター前の「みわ書房」ワゴンから
 『碧眼の人』(編集工房ノア/富士正晴著)
を、八四〇円。「矢口書店」で
 『スパイのためのハンドブック』(ハヤカワ文庫/ウォルフガング・ロッツ著/朝河伸英訳)
を一〇〇円。魚雷さんと別れたあと、「田村書店」で
 『自伝抄』(中公文庫/谷川徹三著)
を、一〇〇円。

 なんとなく考えごとをしたい気分だったので歩いて帰ることに。池袋で服を見るが何を買っていいやらわからない。あ~、めんど。要町で「ブックオフ」。
 『コミさん ほのぼの 路線バスの旅』(日本交通公社/田中小実昌著)
 『渡る世間はシャレばかり』(白夜書房/高田文夫著)
 『板谷バカ三代』(角川文庫/ゲッツ板谷著/西原理恵子絵)
が、各一〇五円。板谷家……。
 選んでいる途中に友人から電話あり、池袋にもどって飲む。あいかわらずの連中で愉しい。

 きょうはなんにも読めなかったけど、充実してました。
by taikutuotoko | 2006-11-09 01:17 | 本・雑誌・新聞・書店


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