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酢豚のことは忘れて。

 昼に食べた日替わり定食の酢豚、豚が二つしか入ってないッ(しかも小さい)。思わず隣りのひとの酢豚をチラ見、四つは入ってる。なんだよ…。たいせつな肉片を噛めばたちまち歯に挟まる。泣きそう。椎茸を肉と思って食うしかない。泣ける。

 帰り、酢豚ショックをどうにかするため早稲田に寄ることに。「ブックオフ」で
 『われらロンドン・シャーロッキアン』(ちくま文庫/河村幹夫著)
を買う。一〇五円。

 「メープルブックス」では、七〇〇円の文庫本にしばらく悩む。これ持っていたようなないような。う~ん、でも読んでないのは確かだから買うかぁ。
 『ぼくのシネマ・グラフィティ』(新潮文庫/田中小実昌著)
を、「持ってたかどうか忘れちゃって…」と言いながらレジへ。するとご主人、「あれ…、私(「ぼく」だったかな)どうして七〇〇円なんてつけたんだろう……。高いですよね、五〇〇円でいいですよ」といきなりマケてくださる(別に顔の知られた常連とかではないのに)。ありがとうございます。

 いくつか古本屋を覗いて、「古書現世」へ。向井さん、と書くとみんなそうか、セドローさんがいらしたのでまた二時間も長話。おもしろすぎるのだが書けない話ばかり。ほとんど聞き手でひたすら笑う。笑いすぎておぼえてないし。ぜいたくすぎ。
 『モダン都市周遊 日本の20年代を訪ねて』(中央公論社/海野弘著)
 『キャンティ物語』(幻冬舎文庫/野地秩嘉著)
を買う。五〇〇円、二五〇円(を五〇円サービスしていただく)。海野本は、このところお供本の候補にあがりつづけている石川達三『最近南米往来記』についての記述があったため。

 そのまま池袋まで歩き、“明治通りの星”あるいは“劇場としての古書店”「古書 往来座」に寄る。きゅうに花田清輝読みたくなり
 『花田清輝評論集』(岩波文庫/花田清輝著/粉川哲夫編)
を(例によって持っているが)レジへ。レジはお久しぶりに のむみちさん。どうも、と挨拶…・・・したらいきなり「あっ、お久しぶり…ごめんなさい…わたし今、酔ってるんです……」 えーっ(笑)。ワイン召し上がったそうで、「店、仕舞えるかしら・・・」 おもしろすぎるんですけど。二〇〇円にサービスしていただく。マケてもらってばかり。

 「ジュンク堂書店」で頼まれ物の『Pen』のBNを一冊。佐藤可士和って誰すか。 
by taikutuotoko | 2006-08-23 04:54 | 本・雑誌・新聞・書店


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