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カンコンソーサイ。

 「東京堂書店」のトークショーは土曜日開催が多いようだ。新たに嵐山光三郎・石田千さんの師弟対談が予定にあがっていたが、これも七月二九日、土曜日。う~ん、時間が合わないんだよなぁ。

 かわりに、というわけではないが、帰りに池袋。「ジュンク堂書店」で斎藤美奈子さんのトークセッション「冠婚葬祭と日本の百年」を聴く。岩波新書の『冠婚葬祭のひみつ』は読んでないのだが、ナマ斎藤美奈子を見たいというミーハーな理由。声がイメージどおりだった。「告別式」のはじまりは中江兆民(が死んだとき)、『ゼクシィ』は『広辞苑』より重い、など。会場で『ゼクシィ』をまわし読みしている光景がおかしかった。
 ひとり喋りのトークショーは久しぶりに聴いたが、たいへんだろうなぁ。どうしたって話の展開が当たり前になってしまうし。ごくろうさまでした。

 トーク会場近くの壁(四階)で、『F.ベアト写真集2 外国人カメラマンが撮った幕末日本』(明石書店)のパネル展(少ないけど)をやっていて、見入ってしまう。「横浜開港資料館」で展示されているようだが、ちと遠いなぁ。

 『安吾史譚』(河出文庫/坂口安吾著)
を読んだ。すこぶるおもしろし。藤沢周平の『密謀』が読みたいのだけど、どこに入れたっけかな。

 
 さいきん、「○○さんは本を読むイメージがない。メガネとかスーツ売っているひとっぽい。常識が好きそう。」と言われてしまったのがけっこうショック……。 
by taikutuotoko | 2006-06-11 00:47 | 本・雑誌・新聞・書店


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