帰り、地下鉄を江戸川橋でおり、早稲田まで歩く。ぼくにはどうも早大周辺の地理が呑みこめないのよねぇ。遠回りしてしまった。「いこい書房」で
『草野球必勝法』(実業之日本社/山口瞳著)
を一〇〇円で購入。本日の目的は、きのうの「
古書現世店番日記」に出ていた『あたらしい教科書2 本』、というわけで「古書現世」へ。
書物奉行さんがいらして吃驚だ。レジは向井さん(あ、ほかのご家族でも向井さんか)。
『新しい教科書2 本』(プチグラパブリッシング/永江朗 監修)
を買う、七〇〇円(をサービス価格で。いつもカネにならない客でスイマセン)。アレコレ話す。
池袋まで歩き、「古書 往来座」で
『野球小説傑作選 12人の指名打者』(文春文庫/ジェームズ・サーバー 他著/稲葉明雄・永井淳・村上博基 訳)
を、五〇〇円。店内では気づかなかったが、外においてあった
このチラシをもらっておいた。
「ジュンク堂書店」にも寄る。検索機のところにいたら、すぐ横で、ある方が「おおっ!」という内容の話を電話でしているのを聴いてしまった。さすがにこれは胸にしまっておく。待つべし、だ。
四階で人名・苗字カンケイの辞書を見たあと(図書館でやりましょう)、喫茶コーナーで休む(券アリ)。お供本の徳田秋声『縮図』、思っていた以上におもしろい。主役級の登場人物・均平は古本屋巡りが好きで、息子に均一(キンイツ)と付けたほど、というのは勿論ウソだが、どうしてもキンイツと読んでしまうので困った。
一階の新刊コーナーで見かけて「オッ!」と思ったのが
『東京ペログリ日記大全集(1~5)』(扶桑社/田中康夫著)
で、ケース入りの五巻セットもある。これは欲しい。一冊あたりの値段は文庫本程度だ。さいごに、佐藤優さんと宮崎学さんのトークセッション(四月一五日)を予約して、有楽町の新線で帰った。
池袋といえばこんな情報(「
はほへほ旅日記・書物日誌」)もあるぞ。
ワッ!「beach hut on the blog」
奥成達ラジオ「nusic books」公開!だそうです。ものすごく久しぶりじゃないですか。前回は日記本だったけど、今回は「海辺本を読む」とのこと。