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愉しい夜。

 木曜の帰り、神保町の「金子書店」で
 『経済を動かすもの』(岩波新書/都留重人著)
 『日本速記事始 田鎖綱紀の生涯』(岩波新書/福岡隆著)
 『私の読んだ本』(岩波新書/松田道雄著)
を買う。各一〇〇円。

 地下鉄で池袋、古本屋を覗いてから「ジュンク堂書店」へ。岡崎武志さんと坪内祐三さんのトークショウを聴く。『彷書月刊』にも載るというなので内容にはふれないが、活字化できない“ここだけのはなし”も盛りだくさんでありました。サインもいただく。

 大満足で帰ろうとすると、エスカレーターの手前で「古書現世」の向井さんに声をかけられる。これから飲み会なんだけど(どう)?いっ、行きますよ~。「古書 往来座」近くの「硯家」、メンバーは向井さんの日記にあるとおり。「書肆アクセス」で二度ほど見かけたことがあった男性が荻原魚雷さんだったのか。びっくり。ぼくは向井さんと密偵おまささんの間の席にすわった。晩鮭亭さんから当ブログの記事の誤りをおしえていただく。古い記事なのにありがとうございます!とにかく愉しかったです。
 ジュンク堂にはまだ出ていなかった(神保町では見た)ので、向井さんからチョクで
 『早稲田古本屋日録』(右文書院/向井透史著)
を買った。電車のあるうちに解散。

 「古書 往来座」の瀬戸さんに「往来座もブログをはじめた」とおしえてもらったので、その「古書 往来座  ちょっとご報告」を読んでみる。おもしろい。きのうのことも書いてあったけど、
 〈質問コーナー、若年層に対する何か意見、の時、「マイナーポエットから入りそれだけというのはイケナイ」とするお二方の発言が印象深いです〉
はぼくも同じだった。じつをいえば質問者はぼくで、こういう答えがくるのではないかとちょっと思っていたのだ。おふたりの影響をうけている若い世代、といった言い方をしたのだが、影響を(そのままで)うけすぎている、という言い方の方がよかったかもなどとも思ったり。


 ところでトリノ五輪ですけど、メダルのデザインなんか変じゃないスか。  
by taikutuotoko | 2006-02-24 20:39 | 本・雑誌・新聞・書店


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