「啓文堂書店吉祥寺店」について書いた回の「
本屋のほんね」を(リンク集制作のさい)読んだところ、なんでも
『ブック・ナビ東京 必ず見つかる!書店&図書館800件徹底ガイド』(メタローグ/recoreco編集部)
には「啓文堂書店」が一店も掲載されていないのだとか。へえー。そういえば版元も倒産しちゃったことだし、散歩にベンリだから『ブック・ナビ東京』買っておくか。というわけで、「東京堂書店ふくろう店」で購入。ほんとだぁ載ってないなぁ。
『星になれるか』(講談社文庫/生島治郎著)
を読んだ。『浪漫疾風録』では、越路(=生島)が早川書房を退社し作家として独立するあたりまでが書かれていたが、これはその続編。作家たちとの交流、直木賞受賞、睡眠薬中毒、離婚などが描かれている。
吉行淳之介・長部日出雄さんとのバンコク旅行で、長部さんが“竜宮城の乙姫さま”を見つけてしまう話がやたらおかしい。