「ジュンク堂書店日記」
百円本の書評集『ワンコイン悦楽堂』で、新刊の
『ワンコイン悦楽堂 ミネルヴァの泉は百円本の森に降り立つ』(情報センター出版局/竹信悦夫著)
が紹介されていて気になる。
内田樹さんと高橋源一郎さんの対談も収録されている、という。高橋さんは中・高で、内田さんは大学で、竹信さんと知り合った。朝日新聞で働いていたが、マレーシアで遊泳中、心臓麻痺で亡くなったのだそうだ。高橋さんは
〇四年九月二日の日記でこの同級生を〈ぼくの文学上の「先生」だった〉と書いている。内田さんも
フランスへろへろ日記(後半)の九月二日のところでその訃報について書いており、〈『寝ながら学べる・・・』というのも30年前に久品仏の私の下宿で、竹信くんがこたつの中でぽろりと口にしたコピーをそのままお借りしたのである〉などとある。
タカハシさんが来るでは高橋さんとの対談のときのことを。気になる本である。