一週間も本を買
わえなかったが、きょうは(前のところの)給料日。しかも休み、ということで江古田へ。家賃払ったら気分が大きくなったのか、ついつい予定の一〇倍のお金を使ってしまった。マズイなぁ。
まずは「ブックオフ」へ。
『型録・ちょっと昔の生活雑貨』(晶文社/林丈二著)
が、一一五〇円。
『また横道にそれますが』(読売新聞社/田中小実昌著/野見山暁治 絵)
『喫茶店の時代 あのとき、こんな店があった』(編集工房ノア/林哲夫著)
が、各一〇〇〇円。
『知恵熱』(PARCO出版/著)
が、八〇〇円。これは装丁に惹かれた。(池松江美は辛酸なめ子)。
『祇園まちゝ一噺』(駸々堂出版/依田義賢著/富士正晴 画)
が、四〇〇円。「ゝ一噺」の「ゝ」は適当なものがないのでこの表記にしたが、「ちょぼいちばなし」と読むらしい。また、「福○道○様 ゑかき 富士正晴」と筆書きがあった。
『ウィリアム・モリス ラディカル・デザインの思想』(中公文庫/小野二郎著)
が、三〇〇円。
『山手線物語』(日本交通公社・ベルブックス/沢寿次著)
が、二〇〇円。
『夜汽車・岩伍覚え書』(ちくま文庫/宮尾登美子著)
『曲り角』(文春文庫/神吉拓郎著)
『随筆 黒い手帖』(講談社文庫/松本清張著)
『時刻表の旅』(中公新書/種村直樹著)
『テレビCMの青春時代 ふたりの名演出家の短すぎた生涯』(中公新書/今井和也著)
『パリからの旅 1989~1991 いま、ヨーロッパは』(中公新書/海老坂武著)
『本と校正』(中公新書/長谷川鑛平著)
が、各一〇五円。
『本と校正』については「
備忘録」に記事がある。それにしても、「備忘録」の読書メモの仕方は理想的かも。気になった部分に付箋をしたままで読了本置き場に積んでおいても、いざというときにはなかなか該当箇所が見つからんものだが、「備忘録」では
〈p66 森鷗外「鸚鵡石」(「スバル」明治42・5)、校正係を叱る。〉
というように項と内容を記しておくから、あとから便利。ブログを読書メモとして使うなら、感想を書くよりも賢いやり方だと思う。そういえば、「
脱積読宣言」というブログのまとめ方もおもしろい。「今日の一行知識」とか、グゥ。
それと、校正に関連して、吉田仁というひとの「
誤植の話」というサイトを見つけた。
コーヒーを飲んですこしゆっくりしてから、「根元書房」の日芸前店に寄る。
『小林信彦60年代日記 1959~1970』(白夜書房/小林信彦著)
『対談 昨日を超えて、なお…』(角川書店/小林信彦・片岡義男著)
が、各一五〇〇円。(文庫版では『1960年代日記』『星条旗と青春と』。)
『印刷に恋して』(晶文社/松田哲夫著/内澤旬子 イラストレーション)
が、一二〇〇円。
『書斎の旅人』(中公文庫/向井敏著)
が、二〇〇円。
『嫌いなものは嫌い』(晶文社/フラン・レボウィッツ著/小沢瑞穂訳)
『諸國畸人傳』(中公文庫/石川淳著)
『つかへい腹黒日記』(角川文庫/つかこうへい著)
『「東京」の社会学』(PHP文庫/加藤秀俊著)
が、各一〇〇円。
『マエタケのテレビ半生記』(いそっぷ社/前田武彦著)
『テレビの黄金時代』(文春文庫/小林信彦著)
を読んだ。
(追記:そういえば。タイトルは忘れたが、数年前、日テレの深夜に井原高忠さんなどのテレビ人をゲストに呼んで話をきく番組があった。で、なぜか司会が中山秀征。う~む。)
(もう一丁、追記:いまテレ朝の「検索ちゃん」を観ているが、「エイトマン」が話題に。マエタケさんは携帯電話の着メロを自身が作詞した「エイトマンのテーマ」にしている、と上記の本に書いている。)
「
本を調べる」で更新停滞中の
日記をひさぶりに覗くと、一一月のところに
〈Amazon.co.jpで、「なか見!検索」が始まりました。本の中身を検索できる機能です。関連ページをリンクしておきます。〉
とあった。