日暮里駅に着くと、改札内で古本を売っていたのでつい覗いてしまった。
『お招ばれ料理 50人の食卓』(新潮文庫/檀晴子著)
『男性自身 素朴な画家の一日』(新潮文庫/山口瞳著)
を買う。各一〇五円。
『お招ばれ料理』には、自宅の台所で(ひでぇ)目玉焼きをつくる田中小実昌さんや、ビーマンと肉(白片肉だって)を炒めている立川談志さんの写真などが入っていて愉しい。
なぜ日暮里駅かというと「お招ばれ料理」ならぬ「お招ばれ古本市」、南陀楼綾繁さんの引越し中止記念「
一部屋古本市inやなか」に行ってきたのだ。内澤さんの作業部屋が会場。
本日の参加者は、
kanetakuさん、
書物奉行さん、退屈男(ぼく)、
関口さんという女性の四人。きのうの分は
とりさんや
四谷書房さんが書いていて、だいたいそれとおなじような感じ。(追記:「旅猫雑貨店 路地裏縁側日記」
谷中で古本に埋もれるが写真もあってくわしい)
古本お披露目のまえに、南陀楼さんから『サンパン』(第Ⅲ期第十号)、『本屋さんでお散歩 「sumus」が選ぶ秋の文庫・新書100冊』という冊子(〇二年発行)、一箱子古本市について書かれた台湾の新聞記事のコピー、をいただく。ありがとうございます。
さて、ぼくが買った本は、というと。
『旅別冊 愛蔵版no.1』(日本交通公社/特集:地図……夢・謎・愉しみ)
『生きているキャッチフレーズ全書』(自由国民社/梶祐輔・天野祐吉・福沢一也著/MADRA編)
『遠い旋律』(中公文庫/結城昌治著)
『映画百年の事件簿』(角川文庫/内藤誠著)
で、五〇〇円、三〇〇円、二〇〇円、二〇〇円。ふだん一冊五〇〇円以上の古本を買いなれていないもので、おもしろそうな千円本を買いそびれてしまったかもしれない。
このあと、
「チェコのマッチラベル展」東京篇の会場であるカフェ「NOMAD」へと移動し、マッチラベルを見たあと(ぼくはエンピツのが好き)、奥の席で古本・ブログ談義。とりさんも書いてたが、南陀楼さんの連載書評をファイルしたやつがおもしろい。ぜひ本で読みたいが、いまは書評集はなかなか出版されにくい、とか。
こういうのに慣れていないので緊張しあまり話せなかったが、南陀楼さんや書物ブログのひとと会えて素敵な一日だった。ありがとうございました。くわしくは「ナンダロウアヤシゲな日々」
「一部屋古本市」の三日間(その2)をどうぞ。
だった、と書いたが、まだ一日は終らず。池袋で二つの「光芳書店」に寄った。
『ぼくの草競馬』(集英社文庫/田村隆一著)
『ミステリは万華鏡』(集英社文庫/北村薫著)
が、二七〇円、二五〇円。
『ぼくの東京』(徳間文庫/田村隆一著)
『アール・ヌーボーの世界 モダン・アートの源泉』(中公文庫/海野弘著)
『軍旗はためく下に』(中公文庫/結城昌治著)
『日本のギャンブル』(中公文庫/紀田順一郎著)
が、各二〇〇円。
『たかが映画じゃないか』(文春文庫/山田宏一・和田誠著)
が、一九〇円。
『インド酔夢行』(集英社文庫/田村隆一著)
『ぼくの性的経験』(徳間文庫/田村隆一著)
が、各一四〇円。
『時の魔法使い』(角川文庫/原田知世著)
『食味歳時記』(文春文庫/獅子文六著)
『つづりかた巴里』(角川文庫/高峰秀子著)
『花の脇役』(新潮文庫/関容子著)
『神々の時代 1950年代の社会学的風景』(角川文庫/森本哲郎著)
は、五冊あわせて、二一〇円。ただし、底に赤ペンで線アリ。
うーむ、来週は本は買えないな。ゼミのOB会があるとかいうメールが来たけど……う~む。