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「愛読者券」だとぉ。

 今夜は
 『鬼畜のススメ 世の中を下品のどん底に叩き堕とせ!! みんなで楽しいゴミ漁り』(データハウス/村崎百郎著)
をすこし読んで寝るかぁ、と思って奥付をみると「表紙デザイン 浅生ハルミン」とあった。へえぇ。

 しかし、びっくりしたのはその下の部分だ。奥付項のいちばん下のところに、〈「愛読者券」応募について〉という説明が書いてあり、その右横には一センチ×二センチくらいの囲みがあって[愛読者券 鬼畜のススメ 1996年7月]とだけ記されている。説明は以下の通り。

 〈弊社は、愛読者の皆様への感謝として、右の「愛読者券」を弊社発行の書籍につけました。この愛読者券をまとめて「愛読者券係」まで封書にて御郵送いただきますと、お買い上げ書籍1冊につき30円を郵便小為替(切手)または現金にてお送りします。本書以外の愛読者券を御一緒に郵送していただいても結構です。なお勝手ながら同じ書籍は1冊分のみの請求とさせていただきます。引換有効期間は3年間とし、締切日は郵便局の受付印で確認させていただきます。〉

 カバーの折り返しの端が応募券になっているものならよく見るが、これは奥付項の下のところだぜ。ハサミ入れるの抵抗あるよなぁ。しかも、三〇円のために。それしてもヘンなサービスだ。切り取って送った「愛読者」はいったいどれだけいたのだろう。う~む。

 ぼくの手元にあるのは、たしか「ブ」で一〇五円棚(一〇〇円のときだっけなぁ。わすれちゃった。ブログ開始以前だもの)で買ったものだが、切り取ってなくてほんとうによかったと思う。
by taikutuotoko | 2005-09-15 01:29 | 本・雑誌・新聞・書店


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