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言い伝え。

 節約のため、コーヒーのボトル缶(ダイドーの「ブラックボトル」)に麦茶を詰め替えたものをマイニチ持ち歩いている。のだけれど、さいしょの一口を飲むたびに「わっ、このコーヒー腐っているッ」って思って吐き出しそうになる。で、よく考えれば麦茶だ、と。これが、ほぼマイニチのことだからイヤんなるなぁ。

 池袋の八勝堂書店で
 『サンフランシスコ 旅の雑学ノート』(新潮文庫/枝川公一著)
を買う。一〇〇円。ああ、また一〇〇円本がふえる。このあと、一〇〇〇円散髪。

 『七十五羽の烏』(角川文庫/都筑道夫著)
を読んだ。探偵事務所にきた依頼人の話では、将門伝説にかかわるある女の姿を見かけると家のものに変死人や急死人が出るという、それがさいきん姿をあらわすのだ、と。

 まわりのひとに、「自分のウチに伝わる言い伝えって、ある?」と訊いてみた。枇杷を庭に植えてはイケナイ、庭で枇杷を食べてはイケナイ、破れば死人が出る、という家。ある、古くからある箪笥を二階に運んではイケナイ、商売が傾く、という家(ただし、祖父の代にて家の商売はやめている。さては箪笥を……?)。嫁を九州からもらってはイケナイ、災いをもたらす、という家。
 いろいろあって、なかなかおもしろい。とくに、さいごのは、母が九州のニンゲンであったから父の家が反対して結婚するときに苦労した、という話を子供のころからよく聞かされた、ということだ。

 「タモリ倶楽部」で安斎肇さんが、「みそ汁をご飯にかけると結婚式に雨が降る」と親に言われた、と話していた。ほかで聞いたことがないものだから、これは安斎家の言い伝えなのだろうか。
by taikutuotoko | 2005-09-07 23:50 | 本・雑誌・新聞・書店


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