〈本を買い、買ったことを報告するだけにかまけていてはいけない。買った本を読むこと。当然それが次に本を買うための原動力となる。本を買うために時間をかけ、それを入力しサイトにアップすることにとらわれていると、読む時間を失うという矛盾。お祭りは終わりだ。そろそろ読書を楽しもう。〉
二八日の「
新・読前読後」の冒頭にそうあって、まさに至言というべきなのであります。というわけで昨夜は、NHKのサザン番組を見おえて(そのあと、CDでサザンを四曲聴いて)から
『黒いトランク』(角川文庫/鮎川哲也著)
をイッキに読んだ。おかげで寝たのは三時半すぎ。まぁよくあることだけど。
まぁ、ちっとはミステリの勉強をしないことには、小林信彦さんの著書のかなりの部分がワカラン、ということになる。とぼしい知識なりに愉しんでいたが、ここらでちゃんとわかるようになってから読み直さねばならんものが多い、というのがこのところミステリに関心を持ち出したひとつの理由だ。まー、ちょっと遅いかもねぇ。
本日のお供本としては
『路上探偵事務所』(講談社文庫/林丈二著)
を読んだ。
「漱石『我輩は猫である』の猫の子孫を探」したり、「当たりクジ付きアイスキャンデー当たりの確率」をもとめたり、「右回転と左回転」や「狛犬」について考察したり、「忍び返しの楽しみ方」を研究したりと、とにかく「あれもこれもよくやった」という感じの一冊。
ぼくがとくに好きなのは「理想の小屋」「一坪博物館」「駅の点線」あたりかなぁ。とにかく、路上にはミステリーが転がっているのだ。
ところで。いま最もアツい書物ブログのひとつ「本と屁爆弾」の
塀の中の懲りた面々ベスト3は、このブログを紹介するサンプルとして適切なエントリーではないかしら。