館長雑録

 コメントをいただいた方のサイトを見る。ん、静岡にある「K美術館」というところの館長さんだそうだ。

 日記(館長雑録)「日録・日々の沫」があったので覗いてみると、これがおもしろい。書物系ブログをけっこう覗いておられるようだし。
 五月二六日のところをみると、この日記は官能小説家の綺羅光さんも読んでいる、とか。

 どうおもしろいかというと、たとえば、五月二七日のを勝手に転載させてもらうと(スイマセン)

〈書評サイトでミステリの新刊を眺める。文庫本だけでもこの量!と溜め息が出そうな数。単行本→新書→文庫となってくるのが多いのだけれども、参ったねえ、だ。私はミステリ以外にも興味があるので、なるべく新刊案内は見ないようにしている。こんなに買えないから。それで新刊書店へ行く回数が随分減った。東京へ行ったときには大型書店へ立ち寄るけれど、あまりにも本が多くて結局買わずじまい。単行本は数年で文庫落ち、その頃にはブックオフで105円になっている。私の時間割には、ブックオフ時間がちょうど合っている。今、石川淳をポツポツ読んでいるけど、これから読む単行本は20年前 30年前に買ってあるもの。・・・・時間を置き過ぎか。でも、長い時間の経過にもかかわらず、今も本来の価値を維持しているというのは凄いことだ。大方の古本は、当初の本文の価値が失せてしまう。その中で古本マニアに注目されるものは、例えば装丁が気になる画家の手になるものだとか、本文とは無関係の面で光が当たる。最近では佐野繁次郎の装丁本だ。私は味戸ケイコさんは当然だけど、他には宇野亜喜良の装丁本を集めている。値が張る寺山修司「絵本 千一夜物語」なんかは当然見送って廉いものを集めている。内田康夫の角川文庫など数十冊もあるものは、好みで選ぶ。全部を揃えようなんて考えていない。あとは富士見ロマン文庫の金子国義を少し。それらの表紙を並べて愉しむ・・・・ことはまだやってなかったな。これからの楽しみだ。表紙絵画展、いいなあ。まだ味戸さんしかやっていない。以前、有名画家の絵が表紙というテーマを考えたことはあった。これは面白みが無くて止めた。〉

 う~ん、〈私の時間割には、ブックオフ時間がちょうど合っている〉なんていうことばがスラッと出てくるところもイイなぁ。

 リンクに追加させてもらいます。
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by taikutuotoko | 2005-06-19 10:50 | 本・雑誌・新聞・書店


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