さて、新刊情報(「7&Y」でコツコツと検索)。
六月一六日発売予定の
『言論統制列島 日本の右翼と左翼』(講談社/森達也・鈴木邦男・斎藤貴男著)
は気になるナァ。
『原弘 デザインの世紀』(平凡社/原弘著)
が気になるヒトもいるだろう。これも六月。
『小説の自由』(新潮社/保坂和志著)
は、六月三〇日だって。
『中井英夫戦中日記 彼方より 完全版』(河出書房新社/中井英夫著/本田正一監修)
というのは、どんな本だろう。
おなじく六月の河出からは、ぼくは買わないが、すんごいタイトルの
『徹底抗戦!文士の森 実録人文学闘争十四年史』(河出書房新社/笙野頼子著)
というのが出るらしい。ちぃとおっかねぇ。
七月の「ちくま学芸文庫」には、武井武雄『戦中・戦後気侭画帳』、網野善彦『日本の歴史をよみなおす(全)』(プリマーブックスだったやつ)、吉田満『「戦艦大和」と戦後 吉田満文集』などが入るみたい。
『八月十五日の神話 つくられた終戦記念日』(佐藤卓己著)
は、七月の「ちくま新書」。佐藤さんは『言論統制』(中公新書)がおもしろかったから期待大だ。同新書には、『帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて』(小谷野敦著)などもあるようす。