う~む、インボイスSEIBUドームの売り子さんはかわいい。
モデルさんみたいなホット狭山茶売りのおねーさんでしょ、フジの中村仁美アナ似のジュース売りのおねーさんでしょ、美人なんだけど冷たい視線がたまらないジェット風船売りのおねーさんでしょ、それからコーンスープ売りの……って、アタシは野球場にまで何を見にいってきたのでしょうか。
あきれてモノも言えないが、指は快調に動くんで、つづき書いちゃいます。
そうです、かわいい売り子さん、でなく、新球団・東北楽天ゴールデンイーグルスを観てきたのであります。
夕方、家には寄らずに所沢まで直行。朝のうちに『野球小僧 世界野球選手名鑑2005』を鞄にいれておいたから大丈夫だ。なんとか、先制点がはいるまえに球場に到着できた。
ライオンズファンでないのに、ファンクラブに入っている。お得だからね。年会費三〇〇〇円で、内野指定・自由席の招待券を二枚ずつ。ほかにも割引券やらグッズやらをいただけるわけよ。いぜんはファイターズのに入っていたが、そっちは本当にファンだった。
で、きょうはその招待券で内野A指定席に座ったのだった。
売り子さんは半そで短パンの制服がおおく、さむそう。なにしろ、〈インボイスSEIBUドームは自然の風が通り抜けるアウトドア感覚のドームですので、ご来場日の天候に合わせた服装でお越しください〉と、ドーム側がいうくらいのところだ。山ん中だし。
それにしても、「アウトドア感覚のドーム」って、なぁ。
先発は、ライオンズ・石井貴、イーグルス・ホッジス。
目立ったのはライオンズの一番を打っていた栗山巧外野手で、きょう四安打したから、というだけでなく、ずっと注目しないといけないような有望選手だ。なさけないのはイーグルスの投手陣で、カブレラとは一度もまともに勝負せず。カブレラ、イライラしてたぞ。
先制のセーフティバントをきめたライオンズ細川だが、次の打席、ホッジスにぶつけられてた。
まぁ、ひとことでいえば凡戦で、いちばん盛り上がったのは、タイガースがジャイアンツに大量リード、という途中経過がオーロラビジョンに出た瞬間だったかも。四対一、ライオンズが連勝。イーグルス、これは本格的によわい、という印象だった。
きょうのお供本は
『野球映画 超シュミ的コーサツ』(小学館文庫/田沼雄一著)
で、これは野球好きには大オススメ。帰りの電車で読みながら、すてきなセリフに涙ぐんでしまったり。まだ途中なんだけどね。
いわゆる野球映画だけでなく、ちょいと野球にかんするシーンがあって、それが印象的な映画なんかも出てくる。
きのうの夜のうちに読んだ、というか眺めた本は
『魅惑のフェロモンレコード』(文春文庫ビジュアル版/みうらじゅん著)