昨夜は、大学ゼミの同窓会。といってもほんの数人のちいさな集まりだが、教授も来てくださった。各業界の裏話や、大学内の利権の噂話、母校の新体制のかかえるスキャンダルなど、いろいろと聴く。いやぁ、ここには書けませんッ!
終電も過ぎたので、徒歩で二時間かけて早朝に帰宅(腰イタッ)。きょうは一日、布団のなかで過ごす。
さて読書。読んでいる途中だった本があったのだけど、酒の影響でとても読む気になれず。とりあえず、字面を眺めるだけでいいようなドーデモイイ本を、ということで
『男のうしろ姿 現代人物論』(講談社文庫/諸井薫著)
を読んだ。一九九三年刊。
山藤章二さんの手書き解説を目当てに古本屋で五〇円で買ったような、内容的にはどうでもいいような本なのだけど、諸井さんは赤川次郎ファンなのだそうで、こんなことが書いてあった。
〈いつぞやどこやらの雑誌の座談会で星新一さんと一緒になったとき、たまたま赤川次郎さんのことになり、私が「赤川さんは当代きっての名文家の一人ではないかと思う」と言ったところ、星さんが目を輝かせてやおら手をさしのべ「あなたもそう思う?まったく同感だ」と握手を求められ、大いに共感したものだった。〉
う~ん、(おなじく高額納税者のイメージの)西村京太郎さんや内田康夫さんの本は何冊か読んだことあるが、赤川次郎さんのは読んだ記憶がナイなぁ。
さてと、酒もぬけたし、これから本格的に読書の時間にしましょかね。赤川さんのではナイけどもね。