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南池袋に古書往来座あり。

 南池袋にある「古書 往来座」さんの名を、さいきんブログでよく見かける。

 ぼくも好きな店で、じつをいうと、あまり知られたくない気もしたりして(なんてココロの狭いヤツ!)、このブログにも〈南池袋の古本屋〉とか書いてゴマかしていたこともあったのだけど、こうなったら大いに宣伝しようではないか。

 〇四年六月二二日の「新・読前読後」では、池袋の古本屋にふれている。ここに書いてあるように、東京芸術劇場の下にあった「古本大學」が、南池袋に移転したのが、「古書 往来座」なのだ。また西口がサビシクなっちゃったってわけ。芳林堂書店から古本大學、っていうコースがあったんだけどね。
 
 江古田の某古本屋のオニイサンは、「古本大學が移転した」という話をきいて(ぼくが言ったのだけど)、「あそこ場所がわるいわりに家賃高そうですもんね」と言っていたナ、そういえば。

 〇五年一月二五日の「古書店データベース」に、この店の特徴が述べられているのだけど、そうなんだよね、ルーペが棚にあるんです。

 さて、この店のBGMだけど、ぼくが行くときは日本のアングラ・フォークとか、アメリカのシンガー・ソングライターなどがよくかかっていることが多い。〇五年一月三〇日の「新・読前読後」のコメント欄でkanetakuさんは、〈昨日は祭囃子のようなBGMがエンドレスに流されていて〉と書いている。う~ん、どんな曲だったのかなぁ。

 〇五年二月一九日の「とり、本屋さんにゆく」では、店員さんについてふれているが、たしかに店員さんの雰囲気もとてもイイのだ。

 〇五年二月二五日の「ナンダロウアヤシゲな日々」では、〈今日は買いたい本が見つからなかったが、いつかゴソッと買う機会があるかもしれない。〉と書いている。そういう期待をもたせてくれる店、ということ。

 上ふたつのブログでこの店を知ったということで、二七日の「晩鮭亭日常」も、往来座に行ったみたようす。講談社文芸文庫は、ほんと、並みの新刊書店より充実しているんだよね。価格は半額(よりチョイ上)程度だったと記憶。

 ちくま(学芸)文庫、講談社学術・文芸文庫の充実ぶり、というのが、わかりやすいこの店の特徴かもしれない。出たばかりでも、けっこう棚に並んでいるもの。出版社や著者にはわるいが、ついついここをチェックしてから、ということになるわけだ。

 早稲田の古本街から池袋に徒歩で帰ってくるときは、さいごに往来座に寄って、ということがよくある。東池袋は「光芳書店」の各店、西池袋は「八勝堂書店」(「池袋古書館」もイイけどね)、というのが、池袋の古本屋勢力図という感じだけど、南池袋の「古書往来座」もわすれちゃいけないのだ。

 さて、寝ようかとおもったが、NHKで『アニメ夜話』の再放送をやってる。アニメにもガンダムにもあまり興味ないが、乾貴美子さんが出てるんで見ようっと。 
by taikutuotoko | 2005-02-28 01:32 | 本・雑誌・新聞・書店


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