週末恒例、江古田方面へ。
ブックオフでは
『鏑木清方随筆集』(岩波文庫/鏑木清方著/山田肇編)
が、四〇〇円。
『やぶにらみの時計』(中公文庫/都筑道夫著)
が、一〇五円。
練馬へ向かう。ブックマート桜台店では
『編集後記』(話の特集/矢崎泰久著)
が、一五〇〇円。
『ああパーティの夜はふけて』(晶文社/久保田二郎著)
が、一二〇〇円。
一信堂書店などを覗くが、なにも買わず。このないだはじめて入った「古本 遥」がどこだったか忘れてしまい、フラフラしているうちに腹が減ってきた。三時もすぎているし、昼メシを食おう。
練馬郵便局の裏手あたりにある、ふつうの、というかむしろショボっちい(お店のひとゴメン)中華料理・各種定食の店に入った。時間が時間だからか、お店のオバちゃん以外、客はだれもいない。席に着くと、テレビがついた。ラジオ聴いているからジャマなんだけどなぁ。
メニューを見る。定食は三〇種類くらいあるかな、ウインナーソーセージ炒め定食(だったかな?)、ハムカツ定食とか。鯨かつ定食なんてのもあったような。麺類も豊富。とにかく安いんだ。ぼくは、「タンメン」三五〇円を注文した。
オバちゃんが運んできたタンメンを見て、ぼくはウレシクなってしまった。嗚呼、タンメン!この値段で、野菜たっぷりで、ほんの少し豚肉が入っていて。食べてみる。嗚呼、タンメン!こういう、ふっつーの、安くておいしいタンメンが食べたかったんだよ。
さいきんハヤリのラーメン屋やっている“こだわりにーちゃん”たちは、けして作ってくれないフツウのタンメン。こだわりのチャーシュー、より、野菜炒めのなかのちいさな豚肉が好きなんだ。さいきんラーメンに絶望しかけていたけど、なぁに、ぼくが入る店がまちがっていただけだ、と反省する。こういうの店のラーメンが、ぼくにはあっているわけだな。
練馬のブックオフへ。
『帰りたくない!』(本の雑誌社/茶木則雄著)
『花のある静かな日』(角川文庫/片岡義男著)
『緑の瞳とズーム・レンズ』(角川文庫/片岡義男著)
を、それぞれ一〇五円で。サービス券五〇円分をつかって支払い。
帰りに、もういちど、ブックマート桜台店に寄る。五〇〇円引きのスタンプカードが、さっきの買い物で満点になったのだ。
『10セントの意識革命』(晶文社/片岡義男著)
が、一二〇〇円。
『ALL MY TOMORROWS Ⅳ』(角川文庫/開高健著)
が、一〇五円。
『男のうしろ姿 現代人物論』(講談社文庫/諸井薫著)
が、五〇円。五〇〇円引きなので、あわせて八五五円か。
ちいなさ新刊書店に寄ると、毎年愛用している
『2005年 プロ野球選手写真名鑑』(日刊スポーツ出版社)
が出ていたので、購入。びっくりしたのは、オールカラー化していたこと。気に入らないのは、〇四年と通算の個人成績しか載っていないことだ。ちょっと前までは、ここ二、三年の成績も出ていたハズなのに。去年あたりから変わってしまったようだ。
また、あのタンメンを食べにいこうっと。