古本マニアもビギナーも、ぼくみたいなライトな古本好きも、みーんなまとめてメンドウみてくれちゃうぞ。古本世界の水先案内人・岡崎武志さんの「ちくま文庫」第三弾!
『古本生活読本』(ちくま文庫/岡崎武志著)
を読んだ。ぼくは読んでいなかったものだけど、一九九八年刊の
『古本めぐりはやめられない』(東京書籍)
を元にしている。といっても、〈大幅な増補・再編集を施した〉ということで、ページ数も、二〇七から二九九にグンと増えている。 (『古本めぐり~』については、水谷哲也さんによる
紹介をどうぞ)
文庫化にあたって加わったものでいうと、
古本ビギナーも安心、「こちらからどうぞ、古本道への入り口」
えっ、あのひとがこんな新書を?「古本屋の棚から見た新書あれこれ」
大阪生まれの岡崎さんにも意外な発見、「林芙美子「めし」で巡る大阪ガイド」
ヨーロッパにも行っちゃった、「均一小僧、セーヌ河岸の古本屋をぶらりぶらり」
など、どれもおもしろい。単行本を持っているひとも、これは買い、だね。
まー、しょうじき言うと、これからも平穏な市民生活をおくっていければいいや、というひとには、岡崎さんの本はちょっとキケンだ。しだいに増える本の山、減る時間・お金・居住スペース。家族はなんと言うかしらん。古本て、興味あるんだけど……っていうひとは、覚悟して本書を手にするように。でも、後悔はしないから。
岡崎さんの「ちくま文庫」既刊は
『古本でお散歩』
『古本極楽ガイド』