あるちいさな書店で
『スポーツを「読む」 記憶に残るノンフィクション文章讀本』(集英社文庫/重松清著)
を買った。
う~ん。買ったのだけど、ひさしぶりに店員(アルバイトらしき男性)の接客態度のわるさに腹がたったぞ。書皮につつんだあと本を投げるようにおくなッ。「いらっ・・・せ、え~と(この「え~と」だけハッキリ言った)、ななひゃ・・・さ・・・ご・・・ス」って、ハッキリ喋りなさい。「・・・したっ」って、それがありがとうございました、のつもりか。ムダに背ばかり伸びおって。
ムカムカしたので、池袋に寄って、古本屋を覗く。
『狂人日記』(講談社文芸文庫/色川武大著)
を、七八〇円で。
その店においてあった
『鴎外のオカルト、漱石の科学』(新潮社/長山靖生著)
には、長山さんから福田和也さんに送った手紙が付いていた。おもしろそうだけど、二〇〇〇円。ざんねん。
それにしても、特集が「書店の記憶」の
『季刊 BOOKISH Vol.7』(「ブッキシュ」の会)
を読んでいた日に、こういうヒドイ書店員に当たっちゃうなんて。運がわるいなぁ。