あまり新宿には行く機会がないのだけど、「
ジュンク堂書店新宿店」が開店(一〇月三〇日)した、というニュースはやはり気になる。
ただ、ぼくのアパートからは、二〇分くらいで池袋本店まで行けてしまうので、わざわざ新宿までいこう、という気にはならない。こういうときは、じっさいに行ってきたみなさんがどう書いているか、いろいろと見てみよう、というわけ。
「読書手帖/引用の織物」(一〇月三一日)の、
紀伊国屋書店、危うし。
ライバルとなる「紀伊国屋書店新宿本店」を〈はるかに凌〉ぎ、さきごろオープンした「丸善丸の内本店」よりも〈圧倒的にジュンク堂〉だそうだ。
「ナンダロウアヤシゲな日々」(一〇月三〇日)の、
明治中学園祭とジュンク堂新宿店を絶賛する。
マンガコーナーと閉店時間(二〇時)に注文をつけてはいるけれど、〈他はさすが、の一言〉。
(追記:
一一月三日でも、すこしふれている。)
「裏編集後記」(一一月一日)の、
驚きのジュンク堂書店新宿店。
ジュンク堂自体が(たぶん)はじめて、のようす。ぼくも池袋の店舗にはじめて入ったときは驚いたもの。目当ての本がさがしにくそう、とか、立地の不便さを懸念している。
「Kaoriのマーケティングレビュー」(一一月一日)の、
新宿三越の変貌10/30。
〈見通しが悪くどこにどういう種類の本があるのか〉わからない、とか、〈慣れるまでは大変そう〉など、不満はあるようだけど、結論的には、紀伊国屋よりジュンク堂、といった感じかな。
「裏・21世紀の歩き方大研究」(一〇月三〇日)の、
新宿書店大戦争、紀伊国屋の目の前に90万冊のジュンク堂。
〈本をじっくり選びたい人向きといえようが、なんとなく入って、表紙や体裁が気に入って買ってみようという人には、つかいにくいような気がする〉とのこと。
「ママさん編集者のぶらぶら日記」(一一月一日)の、
ジュンク堂新宿店。
ここでも、〈人が少なかった。〉とある。この印象は、だいたい、みな、おなじらしい。
「maonekoblog」(一〇月三〇日)の、
ジュンク堂新宿店に行ってきました 。
〈専門書はかなり豊富で、わかりやすい分類〉とのこと。ジュンク堂の分類がわかりやすいかどうか、には、けっこう個人差があるようだ。
「book bar 5」(一一月一日)の、
新宿ジュンク堂。
〈いい、いい、って皆あんまり言うから寄ってみた〉そうだが、なんだかんだで、〈なんかこう、うんざりしたりして〉。どうやら、期待はずれだったようす。なんだかんだ、は読んでちょうだい。
オープン記念特製ブックカバー・トートバックの写真を見て、ちょっとほしくなった。
ちなみに、このブックカバーは、先着三〇〇〇名に。
稀覯LOGのゆうたさんによると、〈販促品としては珍しくB6単行本用でした。(ただ、よくある文芸書だとややブカブカになる感じです。)〉とのこと。トートバックは、一万円以上買うともらえるみたい。これは年末まで。ゆうたさんの
なぜ人はジュンク堂に集まるのかのコメントより情報をもらったのだけど、〈お店自体のレポートは別の機会に〉だそうなので、期待してますよ。
で、ぼくの感想。いい意味でも、わるい意味でも、「ジュンク堂だなぁ」という店なのではないかな、どうやら。あいまいな結論でもうしわけない。
追記:「世に倦む日日」(一一月三日)の、
ジュンク堂書店新宿店 - 「本」を定義し提案する空間も、どうぞ。
もうひとつ(ゆうたさん、待ってました。)
「稀覯LOG」(一一月三日)、
ジュンク堂新宿店は買いかが期待どおりのおもしろさ。こちらもどうぞ。