先日の飲み会が、台風の影響もあって、安上がりだったもので、浮いたお金で本を買うことにして、池袋へ。
まず、「古書往来座」で古本を。
『奇想の系譜』(ちくま学芸文庫/辻惟雄著)
『住まい方の演出』(中公新書/渡辺武信著)
『南の島に雪が降る』(知恵の森文庫/加東大介著)
『東京恋慕帖』(ちくま学芸文庫/正岡容著)
『職人』(中公文庫/竹田米吉著)
『映画を食べる』(河出文庫/池波正太郎著)
『落語 笑いの年輪』(講談社学術文庫/興津要著)
で、あわせて三五八〇円。出てまもないタイトルも。
「古書往来座」は、いぜんは「古本大学」という名で、西池袋にあったのだけど、いまは南池袋に移転。ちくま(学芸)文庫、講談社学術文庫、講談社文芸文庫などがたくさんおいてあり、あまり安くはないのだけど(半額程度)、出たばかりの本もけっこう並んでいるのがウレシイ。
つぎに、ジュンク堂へ。
『作家の風貌』(ちくま文庫/田沼武能著)
『怪奇探偵小説名作選10 香山滋集 魔境原人』(ちくま文庫/香山滋著/日下三蔵編)
と、「亀和田武の『平凡パンチ』クロニクル」が載った
『週刊読書人』(十月十五日号)
を購入。
それにしても、いろんなブログの影響があきらかなチョイスだな。
あと、きょうの朝日新聞の書評欄で、中条省平さんがとりあげていた
『悲願千人斬の女』(筑摩書房/小沢信男著)
がおもしろそうなんだけど、おかねが足りず。こんどにしよう。
買ったばかりの本たちですこし膨らんだ鞄の重みって、いいよね。
追記:はじめて買った『週刊読書人』は、あまりおもしろくなかった。でも、広告で、『月刊ねこ新聞』を出している「(有)猫新聞社」の電話番号は「コンナヨニ・ニャーニャー」だっていうことを知ったのでヨシとしよう。