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田舎の、古本村構想。

 『サンデー毎日』(九月二六日号)に、おもしろい記事が載っているので、ひさしぶりに買ってきた。

 「ただいま古本屋起業者を募集中」
というタイトルで、グラビアページの方にも、カラー写真がある。書き手は、古本好きにはおなじみの、岡崎武志さん。

 で、これが、福島県南会津郡只見町に生まれつつある「古本村」、の記事。外国にはそういうのがある、っていうのは、何度か読んだりしてしっているけど。へぇ。

 もともとは、十年前にはじまった、同町の木材加工会社「たもかく」による、「古本と森の交換」事業がきっかけだ。全国からおくられてくる不要の本やCDを買い取り、一定金額になると、雑木林一坪と交換する。そしてそれを、同町につくった、いくつもの倉庫兼店舗(「たもかぶ本の街」)で販売する。これまでに三百万冊いじょうがおくられてきて、まいとし十万冊が売れているという。げんざいの在庫は、百八十万冊。池袋のジュンク堂よりおおい!

 こんかいの記事は、ここからが、本題。なんと、その何棟もある倉庫兼店舗を、本付き(約十万冊)で、販売するというのだ。それが、「土地50坪(100万円)にプラス、480万円から本つき建物の物件を購入できる」という。車輪があるから固定資産税のかからないという、倉庫がわりの貨車は、土地とあわせて、百二十万円ほどだそうだ。
 
 只見町は五〇〇〇人ほどのちいさな町。豪雪地帯なのが難点だが、スキー場だってすぐそこだ、と「たもかく」の社長。さいきんの「田舎暮らし」ブームとからめて記事はまとめられているが、どうだろう、ちょっと、おもしろいはなしなんじゃないの。

 そうそう、グラビアページでは
 『ダディ』(幻冬舎/郷ひろみ)
が、倉庫の「断熱材代わりに」つかわれている写真が、なんともおかしかったなぁ。 
by taikutuotoko | 2004-09-17 18:40 | 本・雑誌・新聞・書店


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