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おつかれさん。

 年末、なので、各書店の取り置き分を支払っておく。五千円ほど。ほかには東洋経済など、雑誌も数冊。年内買いおさめだ。会社の忘年会で電車が途中まで。雨の中すこし歩いて帰る。

 あす仕事おわったらバスで実家に帰りますので、年内更新最後かと。ことし後半は、ブログ、書くのも読むのもサボりまくりでした。読書量も少なめ。気合いを入れなおそう。来年もよろしく。
 『肩書きのない名刺』(中公文庫/三國一朗著)
を再読。

 とりあえず、一月五、六日は外市ですので。
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by taikutuotoko | 2007-12-29 02:18 | 本・雑誌・新聞・書店

 昼休みに神保町「田村書店」、
 『江戸団扇』(中公文庫/大庭柯公著)
 『われわれはどこへ行くのか?』(ちくまプリマー新書/松井孝典著)
 『学者のウソ』(ソフトバンク新書/掛谷英紀著)
を各一〇〇円で買ってから、「東京堂書店」へ。きのう晩鮭亭さんに見せてもらった
 『WALK』五五号(水戸芸術館ACM劇場/特集:活字のススメ?)
が気になり(こんな内容)、購入。

 帰りにも飯田橋の「ブックオフ」。
 『頭山満言志録』(書肆心水)
 『広告都市・東京 その誕生と死』(北田暁大著)
 『人生を救え!』(毎日新聞社/町田康・いしいしんじ著)
 『罰あたりパラダイス』(扶桑社/福田和也著)
 『ぼくの作文学校』(角川書店/森本哲郎著)
が、各一〇五円。

 『これでわかった!ファイナンス お金に関する基礎知識から、最新の金融理論まで』(PHPビジネス新書/永野良佑著)
を読む。ことしは必要に迫られて経済ビジネス法律系の新書をわりと読んだなあ(うはぁ)。PHPビジネス新書にはそれなりに世話になった。

 空想書店 書肆紅屋さんところでリンクされていた「名駅経済新聞」名古屋の書店やカフェが参加する「本」の共同イベント初開催の記事を読む。このイベントBOOKMARK NAGOYAの話は少し聞いていたが、けっこう大規模だ。


 年末なので、ことし最も感動した、文房具を表彰しておきましょう。三菱鉛筆のジェットストリーム。わたしはSXN-150シリーズの黒(赤も)、0.7ミリを愛用(税込一五七円)。これはもう素晴らしいボールペンであります。去年あたりから売っていて大好評らしい。なんだかもう、アナタに出会うまでのボクって何だったのだろう、ああっ、というくらい好き。来年もよろしくお願いしたい。
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by taikutuotoko | 2007-12-27 23:52 | 本・雑誌・新聞・書店

ハーシーのチョコレート。

 お昼に往来座のクルマで瀬戸さん岡島さん来る。来年一発目の「外市」は一月五・六日開催、その集荷に寄ってもらったのだ。そのまま同乗して『buku』編集の北條さん旧マンションへ。引越しにともなう本の整理の手伝い。いやぁ、もう……北條さんこれは大変でございましたなぁ!!!!!!(詳細は…略としか……) 
 
 往来座号は荷物満載のため、北條さんと二人バスで目白へ。今夜は「ポポタム」のギャラリースペースを借りてわめぞ大忘年会が。カゼ気味のムトウ隊長の指揮のもと、先陣部隊でさっさと飲み食い開始。さいごには二〇名ほどの大宴会となる。愉しすぎ…。
 西荻の「にわとり文庫」さんより差し入れ有。かなりデカい板状の包みを開けると、うわっ!鏡台の鏡くらいの大きさはあるハーシーの板チョコ。しかも厚ッ!重ッ(二キロ強)!どうやって食うのか見当もつかぬまま宴席をぐるぐる回るハーシー。なぜかぼくが割ることになって本気目にチョップするも小指負傷する始末。肘鉄でなんとか。そのあと数人がかりで解体、テーブル上のそれは超大人数用のカレールゥにしか見えません。さいごは皆、文庫本サイズのチョコをお土産にして帰る。

 帰宅後、終盤にきていた
 『春の道標』(新潮文庫/黒井千次著)
を読みおえる。偶然にも、さいごに重要な小道具として出てくるのが(板ではなくて円錐型の)ハーシーのチョコレート。こちらはなかなか、苦い。おもわず持ち帰ったチョコに齧りつく。
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by taikutuotoko | 2007-12-27 02:32 | 本・雑誌・新聞・書店

 日曜は休み。ウィーワセの手伝いにいく予定だったが、どうにも身体の疲れがぬけず一日寝て過ごす。部屋にメシが何もなくて、かわりに蜜柑を八つ食べた。

 先日「古書ほうろう」に寄ったとき宮地さんにオススメしてもらった
 『サッカー茶柱観測所』(駒草出版/えのきどいちろう著)
を読みおえる。サッカーはよくわからないが、これはほんとイイ本。サッカー、国立と東京スタジアム(現・味スタ)にしか行ったことがない(いちおう、Jリーグの試合を一人で何度か観にいったことはある)ので、もう少し小さい、J2とかのサッカー場にも行ってみたい。
 あと、ブログで宮地さんが〈退屈さんはファイターズびいきなので、楽しそうに今年を振り返るドラゴンズ・ファンの戯言など本当は聞きたくないに違いないのだけど〉と書いていたが、そんなことはないですよぉ。むかしから、ぼくの野球好きの友人がみんな他チーム好きだったので、愉しくケナシ合いながら、というのが好きなんですよ。
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by taikutuotoko | 2007-12-24 01:12 | 本・雑誌・新聞・書店

 午前中に洗濯、そして近所で買ってきた焼き芋を喰う。昼前から焼き芋だ。冬だ。
 
 午後、ウィーワセ用の荷物を預かってもらうため、池袋の「古書往来座」へ。のむみちさんから
 『荒地の恋』(文藝春秋/ねじめ正一著)
がたいへんよい、現代詩に詳しくなくても大丈夫、と教えてもらう。

 「ジュンク堂書店」へ。一階の新刊コーナー、八木福次郎『古本蘊蓄』が面で出ている横に
 『植民地時代の古本屋たち-樺太・朝鮮・台湾・満州・中華民国-空白の庶民史』(寿郎社/沖田信悦著)
が一冊ささっていた。気になるなぁ。二時間ほど店内を見て、平凡社ライブラリーを一冊(贈り物)と 『酒とつまみ』(一〇号)を購入。おお、玉袋筋太郎だ。


 塩山芳明さんの「漫画屋」からエロ漫画雑誌『Mate』が郵便受けに届く。あ、ありがとうございます。塩山さんの「嫌われ者の記」、〈帰りの上信電車で『岡本綺堂随筆集』(岩波文庫・本体860円)を。綺堂は各社から数種類出ているので、「不便だしどっか随筆全集でも…」と昔は馬鹿な事を考えた。不便な刊行形態だからこそ、名随筆を何度も味わえる。〉などなど。読者投稿ページに載っている月の読了本リストもそうだが、毎回これを読んでいると「読者力」がつくだろうなぁ。いい意味でとても教育的な場だ。「業界に多いんだよ、おれの読者だったってのが」と塩山さんが言うのもわかる感じ。

 『朝比奈隆 わが回想』(徳間文庫/朝比奈隆著/聞き手 矢野暢)
を読んだ。Rさんに「解説」をいろいろしてもらったのでおもしろさ倍増。
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by taikutuotoko | 2007-12-19 22:38 | 本・雑誌・新聞・書店

なによりも。

 帰り「東京古書会館」の新宿展。
 『辞書風物詩』(朝日新聞社/惣郷正明著)
 『作家臨終図絵 墓碑銘を訪ねて』(徳間文庫/岩井寛著)
を、四〇〇円、二五〇円。やはり作家の場合は納骨堂では困る。
 二一日からの「ウィークエンド・ワセダ」、搬入等のこと聞くため向井さんか岡島さんを探すもきょうは非番か。んじゃまぁ店へ、と早稲田まで。きょうは地下鉄に乗る。

 「立石書店」で岡島さんに挨拶。ウィーワセを前にはやくも充実しているコーナーが一部あり。
 『地球の上に朝がくる 懐かしの演芸館』(ちくま文庫/池内紀著)
 『街は不思議である。』(PHP研究所/枝川公一著)
 『肩書きのない名刺』(中公文庫/三國一朗著)
が、たしか三〇〇、二〇〇、二〇〇円だったような…。あとは均一の雑誌。先日出られなかった岡島さんたちの結婚パーティーの引き出物をいただく、手拭い本。

 「古書現世」へ。ウィーワセでは「退屈文庫」はこちらに出す予定、向井さんとそのことで少し話す。二冊購入。帳場のうしろから向井さんとっておきの古本を見せてくれる。メチャクチャおもしろそうじゃないですか!取り置き。また、ダブったからといただいたのが
 『総会屋から見た日本企業 大笑い!「目くそ鼻くそ」の相関関係』(光文社・カッパブックス/花田紀凱・百瀬博教著)
、これはまたインパクトあるなぁ。

 向井さんから「金子(旅猫)さんからの贈りものが往来座にあるよ」と聞き、なんだろうと考えながら「古書往来座」へ。小峯くんから渡された紙袋をあけると…ああっ!湯たんぽ!!こないだのブログを読んで不憫なやっちゃ、と ひとあし早いクリスマスプレゼント。ありがとうございます!なによりも温まります。湯たんぽって自分でやるのはじめてだなぁ。いま沸かし中。
 朝さん、瀬戸さんも来てアレコレ話す。そうそう、瀬戸さんにはご報告することがあったんですよ。


 湯たんぽ、うちのヤカンじゃ一度じゃ足らんかも。
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by taikutuotoko | 2007-12-18 00:34 | 本・雑誌・新聞・書店

男、ポマード、猛打賞。

 大リーグが身近になったために、日本のプロ野球中継でも頻繁に聞くようになった言葉がある。「マルチヒット」(複数安打)。正直いってケッ、と。ぼくとしてはやはり「猛打賞」を支持したい。あなた、マルチヒットなんて響きに夢がありますか?!猛打賞はゲームの勝敗を超えて輝く。マルチヒットじゃあ負けたらただただゴクロウサン、であります。男は黙って猛打賞。


 日曜日、バスで新宿「紀伊國屋書店」。紀伊國屋限定の文庫復刊企画「読ミガエル名作」(東川端さんブログを参照のこと)のようすをチェックする。お、往来座の瀬戸さんに ちょっとご報告 せねばならぬ書目が一点。その他、わりと意外な感じのラインナップかな。気になる方はご自分でどーぞ。

 JRで日暮里へ。ちょいと界隈散策のあと「ブックオフ」で数冊、それから「古書ほうろう」へ。このところ古本屋にいくと新潮文庫の『ユニヴァーサル野球協会』をさがして野球関係の棚を見るようにしている、のだけど、かわりに目に入ってきたのは
 『猛打賞 プロ野球随想』(講談社/清岡卓行著)

 清岡卓行、といえば、読んだことはないが『アカシアの大連』の芥川賞作家・詩人(『抒情の前線』『海の瞳』は持っているが未読)。名前の読みがタカユキだとも知らぬほどだったので、「猛打賞」と「清岡卓行」の組み合わせは意外に感じ手にとる。え、えーっ!
 清岡は一九四九年に「日本野球連盟」に就職。何かスポンサーがつきそうな個人賞の案をかんがえろ、と言われて〈私が思いついたのが、一試合三安打以上の選手へ贈る猛打賞である〉。
 他の新入社員の「ファースト・ラン賞」などが出るなか、スポンサーがついたのは「猛打賞」だった。そのさいしょのスポンサーがいい、「エーワン・ポマード」。やっぱり、男は黙って猛打賞、という感じがする。

 この本を一二六〇円で買い、ほうろうの宮地さん(ドラファン)と野球トークをしていると南陀楼さん東川端さん来る。この日このヘンで飲みましょう、ということになっていたのだ。カゼ気味の『HB』橋本さんも来て、お好み焼きの「小奈や」へ。鉄板で顔を焼きながら瓶ビールをぐいぐい。お好み焼きは広島の橋本さんに自然とまかせる流れに。でもこれは大阪風。ちょっと戸惑いながらひっくり返す橋本さんがいい。のあと、缶ビールを買いこんで南陀楼さんの仕事場へ。
 ずいぶん片付いた“けものみち”からの放出品(サンパンなど)を土産にいただいてうれしかったが、なにより南陀楼さんの昔の日記(読書録)をじっくり読めたのがヨカッタ。ぜんぜん文体変ってないんだよな。思わず朗読したくなるステキな記録でありました。書こうとしたことは忘れてしまった。なにか名言を聴いた気がするのだが。
 日をまたいで帰る。池袋からは歩き。
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by taikutuotoko | 2007-12-17 22:59 | 本・雑誌・新聞・書店

 Rさん誕生日というので、文庫本クジを用意していく。各社の目録で鞄はパンパン。さぁ引いてくれぃ、「えーと、四番」。四番ね…オッ、わるくないよ、平凡社ライブラリー。最新版の目録の中から好きな一冊を選んでくれ給え、という趣向(できれば一五〇〇円以内に…)。なにをチョイスしてくるか愉しみではあるが、「岩波がよかったなぁ」ゴチャゴチャ言わんのッ。

 給料も出たので、帰りに神保町の三省堂と書泉グで
 『サイコーですか?最高裁!』(光文社/長嶺超輝著)
 『5分で身につく!超売れ筋ビジネス書101冊』(朝日新聞社/神足裕司監修)
を。もっと欲しい本がいろいろあるんだが…まぁこれは別枠(それと、自分で読みたい種類の新刊に関してはしっかり追う気が最近あんまりないので)。靖国通り沿い「大戸屋」のお気に入りの席(窓側の角、L字にテーブルがゆったり使えて、書斎にこんな机があったらイイなという気分に)が空いていたので晩メシついでに読書(喫茶店ではないので混んだらすぐ出るが、きょうはエスプレッソも頼みゆっくり)していく。

 要町の「ブックオフ」にも寄り、
 『朝比奈隆 わが回想』(徳間文庫/朝比奈隆著/聞き手 矢野暢)
 『行蔵は我にあり 出頭の102人』(文春新書/出久根達郎著)
 『きょうも命日』(中公新書ラクレ/長薗安浩著)
 『取るに足らぬ中国噺』(文春新書/白石和良著)
を。朝比奈本が三五〇円、あとは各一〇五円。

 『筆まかせ 抄』(岩波文庫/正岡子規著/粟津則雄編)
 『5分で身につく!超売れ筋ビジネス書101冊』(朝日新聞社/神足裕司監修)
を読む。『筆まかせ』は愉しい、「賄征伐」にはドーショモネェーナーコイツラと。
 『ビジネス書101冊』、ブックガイドとして読むならともかく、これだけで「仕事に生かそう」と思って読むとしたら(内容がよくまとまっていたにしても)無駄だよなぁ。〈身につ〉かん。ビジネス書こそ、本を探して買って時間かけて読んで、という手間を惜しむようではイカンでしょう。小説のあらすじ本よむより不純。ビジネス書の読書にもそれなりの美学、王道があるかと(とくに自己啓発本て、三行あればまとめられる内容だったりするが、それを一冊の本として読むことにイミが)。ただまぁ、ぼくの用途には役立ちました。ども。

 
 いちど覗かせてもらったことのある南陀楼さんの仕事場の“けものみち”、整理したそうでブログで写真を見るとエッと思うほどスッキリと(afterだけでbeforeの写真がないのはザンネンであります)。 整理した本の一部(といっても五〇〇冊!)の行き先は、二一日(金)からの第2回 ウィークエンド・ワセダ。とくに初日は夜一九時~二三時と、ふだんなかなか早稲田には…という人にもチャンスが。「古書現世」「立石書店」「飯島書店」の三会場で開催。
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by taikutuotoko | 2007-12-15 23:21 | 本・雑誌・新聞・書店

“好物”です。でも、はじめて飲みました。

 きょうはイイことがあった。長時間応対した年配の男性から、「アンタ、気に入った。また来るヨ!」。この上なく嬉しい。しばらく前の休日明け、「あの人にまた教えてもらおうと思って。いないの?孫連れてきたのに」と言って帰られた方がいらしたと聞いたときも心臓がはやくなるほどウレシカッタ。まぁ仕事の効率は著しくおちるのだが…。

 帰り、神保町の新刊屋で鹿島茂『神田村通信』(清流出版)をぱらぱらやったあと(さっきまでタイトルを誤記、訂正ス)、「ダイバー」。入荷したばかりというミニコミ
 『モツ煮狂い  第二集』(クドウヒロミ著)
を買う、カラー化で四八〇円。きのうイベントをやった「古書ほうろう」でも買えるのかな。「高円寺文庫センター」には第一集もあるらしい(伝聞)。
 

 ダイバーのHさんから、「吉野拾遺」(葛湯)をひとついただいた。葛湯は大好きだ。帰宅してさっそく熱湯を注ぐ。ひさしぶり、あったまる、うまいッ。少し残して、インスタントコーヒーの粉をパラッ、お湯も少量注ぎ足す。コーヒー葛湯、ちょいと邪道だがこれもウマイ。子供ン時、冬といえばこれだったなぁ。友人の家はココア、ウチは葛湯。
 …ン?よく考えたら、あのころ飲んでたのは葛湯ならぬ片栗粉湯ではなかったか。いつも自分で作っていたが、葛粉なんて見たことはない。おれが好きだったのはカタクリ湯だったんだなぁ……ンン!たしか、片栗粉ってのはたいていジャガイモのでんぷんで代用しているんではなかったか。なんてこった、ジャガイモ湯。てことはアレか、好物の葛湯、じつは飲んだの今日がはじめてか。

 『雨の日と月曜日は』(新潮文庫/上原隆著)
を読んだ。


 でもアレね。あれは葛湯じゃなかったけど、クズ湯ではあった。ジャガでんぷんの片栗粉に砂糖、ときにはコーヒーの粉まぜて熱湯を注ぐ。あのクズな感じ、ガキが飲むにはぴったりじゃねぇかい。
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by taikutuotoko | 2007-12-13 20:34 | 本・雑誌・新聞・書店

指先。

 乾燥機がとまったかな、という時間になったらすぐにコインランドリーへ。とくに冬はそう。ホカホカの衣服を洗濯物カゴに移すと、まわりに誰もいないのを確かめ、サンダルを脱いで両脚でその上に立つ! あ、あっ、あったか~い!
 急いで部屋に戻る、カゴの上の方の衣服はもうそんなに暖かくない。そこでカーペットの上に衣服をぶちまける。まだ中のほうはホカホカッ、その上に立つ。タモリがよくやる生まれたてのナントカみたいな体勢で手も突っ込む。あったけぇええ。

 血の巡りがわるいのか、冬になるとひどく手足が冷える。部屋では暖房をいっさい使わないので、メシ食うときと風呂トイレ以外は布団のなか。もちろん本を読むときは頭と手だけ外に出し顎を枕のうえに、という姿勢だ。指先が、ちべたい。

 それでも東京の冬はなんとかなる。こないだ新潟に帰っていた夜は、そりゃぁもう、寒かった。指先が、しゃっこかった。うまくページがめくれない。北海道じゃとてもじゃないが冬は読書できないな、と考えたがそういえば暖房というものがある。ぼくもあきらめてエアコンの世話になった。
 部屋の空気がずいぶん暖まって、読書を再開。岩波文庫の『書物』だったが、ほんの数ページすすんだところで、出くわした。

 〈冬は書物を持つ手先が利かなくなる。寺田博士の「春寒」が病牀のことを書いた小品であるが、最後が「……蒲団の外に出して書物をささえた私の指先に、しみしみ沁み込むようであった春寒をも思い出すのである」という一句で結んである。この指先の寒さは枕上読書党に必ず共通する経験でなければならぬ。〉
 エアコン、切りましたね、そのあと。  今夜はそんなに寒くないようだ。


 休みだったので江古田をふらふら。
 『哲学入門』(新潮文庫/ヤスパース著/草薙正夫訳)
 『夜のある町で』(みすず書房/荒川洋治著)
を読んだ。

 神保町「ダイバー」に『「モツ煮狂い』第二集が入荷とのこと。そうか、「古書ほうろう」のイベントが今夜だったか。ちゃんと間に合ったんだ…。モンガ堂の日記にちょいと写真が。

 『書肆アクセスという本屋があった』は増刷、とのこと。
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by taikutuotoko | 2007-12-13 01:46 | 本・雑誌・新聞・書店