<   2004年 12月 ( 53 )   > この月の画像一覧

開高健も聴きたい講義。

 『教授のオペラグラス ニッポンと西洋』(集英社文庫/篠沢秀夫著)
を読んだ。『Pr.シノザワの西洋のなくなる日』(一九八〇年刊)を文庫化にあたり改題、八七年刊。
 
 篠沢教授というと、巨泉の『クイズ・ダービー』のイメージだが、本業は仏文学者。フランス文学と聞くだけで退避体勢をとるぼくにはよくわからないが、学者としての篠沢教授もそうとうなものらしい。

 谷沢永一の解説によると、篠沢教授の講義録(『篠沢フランス文学講義』)を読んだ開高健は
 〈「これを読んでいてな、私が年をとって、もう何も書けなくなり、何もできなくなった場合、もしもこの人の講義がまだ続いているならば、教室へ行って聴きたいという気が起きたな」。〉
と〈しみじみと〉つぶやいたそうだ。ただし、声はデカかった。

 やさしいことばで書かれているので、ひじょうに読みやすく、おもしろい本だ。(終盤の女性論のところには「どうかな?」という感じもしたが、らんぼうなものではない。)

 〈イデオロギーは、いわば個人を超越した概念である。共産主義とか、右翼思想とか、個人がそれを信ずる、信じないは関係なく、すでに客観的に存在する政治思想系を指す。
 これに対しイデオロジーは、政治のみならず、社会、人間一般に関する一つの考え方ということで、これは人間だれしも持っているものだ。あなたの恋愛観も一つのイデオロジー、僕の人生観も一つのイデオロジーである。〉

 上の説明は、いちおうぼくでもわかっているような内容であるが、べつのところに出てくるこういう文章を読むと、篠沢教授の語り口の妙味がわかるかもしれない。

 〈マルクスというあのユダヤ人のイデオロジーが、世界を動かすイデオロギーに変わっていく瞬間があった。そのとき、みんなが自分自身を超越してゆく。磁石に飛びつくように、スッとそれに取り込まれてゆく。そのような瞬間に、各人のイデオロジーがさまざまな偏差を示す。そこが文学の始まるところで、ひじょうに面白いのだけれど、これはまあ別の話だ。〉

 「志賀直哉―もっとも早い時期での西洋化三代目」
などがとくに興味ふかかったが
 「三島由紀夫と「軍国の春」」
での、学生時代に書いた、三島の『潮騒』への批評が、のちに“文体学”を考え出すきっかけとなった、というところも、おもしろかった。
[PR]
by taikutuotoko | 2004-12-29 11:45 | 本・雑誌・新聞・書店

地震の写真集を見た。

 げんざい使用中のPCは、一〇月二三日の午前中に小千谷の実家に届いたもの。設定中にあの地震にあったものの、落下したのがコタツ布団の上で、奇跡的に無事であった、という、運のイイんだかワルいんだかよくわかんないマシンである。
 
 前回、もしかしたら今年さいごの書き込みかも、と書いたが、またこうやって書いてんだから、しつこいな、ぼくも。どうも、すいません。

 きのう、実家に着いてすぐ、新潟県中越で震度五弱(旧守門村)があり、ここでも震度三であった。

 『特別報道写真集 新潟県中越地震』(新潟日報社)
 『特別記録写真集 小千谷を襲った大地震』(小千谷新聞社)
というのが実家にあったので、見る。一〇〇〇円と二〇〇〇円。
 
 いやはや、あらためて、ひどい。とくに『小千谷~』の方は、慣れ親しんだ風景が崩壊してしまっている、といった感じで、見るにたえない。前回来たときに、車で被害を見て回ったが、写真で見ると、またちがった恐ろしさ、悲惨さがある。

 実家は、小千谷の市街地にあり、地盤の関係か、とくに被害が軽かった地域であるようだ。一見、何事もなかったかのような建物がおおいが、すこし細い道にはいると、道路が砂利道になっていたり。近所のジャスコは、営業再開の見通しはたっていないようだし。

 心配される雪は、このあたりはまだそれほど積もってはいない。消雪パイプは大丈夫なのか?ニュースを見ると、山古志あたりの雪はけっこう深くなっているみたい。

 スマトラ沖での地震、津波も、ひどいことになっている。じつは、その数日前に、知人が新婚旅行先のモルディブから帰ってきたばかりで、お土産をいただいた直後だったのだ。いつにもまして、リアルに感じられた災害のニュースであった。がんばってほしい。

 来年は、自然には穏やかであってもらいたい、と願うばかりだ。
[PR]
by taikutuotoko | 2004-12-29 10:28 | 番外

二冊読みおえ、行ってきます。

 これから実家にいってしまうので、もしかしたら今年さいごの書き込みかも。PC借りられたら更新するけれど。

 『私のための芸能野史』(ちくま文庫/小沢昭一著)
 『USAカニバケツ 超大国の三面記事的真実』(太田出版/町山智浩著)
を読みおえた。どちらもオススメだけど、時間がないので、くわしく紹介はできないのがざんねん。

 ちくま文庫の新刊である『私のための芸能野史』は、帯に書いてあるのをそのまま書き写すと
 〈万歳、浪花節、女相撲、トクダシ、絵解き……
 今はなき雑芸者の世界
 1970年代、小沢昭一が訪ね歩いた貴重な記録。〉
という内容。単行本は一九七三年刊。『私のための』というところが、この本をすばらしいものにしている。

 このながれで、正岡容の『東京恋慕帖』(ちくま学芸文庫)をボストンに詰めた。

 『USAカニバケツ』は町山さんの最新刊(著書を読んだのは、はじめて)。
 『サイゾー』の連載コラムが中心なので、雑誌掲載時に読んだことあるのもけっこうあったけど、まとめて読むとまたスゴイ。たいへん勉強になった一冊でありました。わらえるけど、おっそろしい。

 実家行きの荷物、重たいのはやっぱり本。どれにしようかと一晩なやんだ。ぜんぶ読めるかな。やらなきゃいけないこともいくつかあるしな。雪かきもしないと。小千谷なので、心配ごとは山ほどある。

 それでは、もしかしたら当分のあいだ書き込みないかもしれないので

 「よいお年を!」  
[PR]
by taikutuotoko | 2004-12-28 13:09 | 本・雑誌・新聞・書店

本も買いおさめ。

 ブックオフ池袋要町店に寄り、ことし最後の本購入(の予定)をやってきた。

 『美妙、消えた。』(朝日新聞社/嵐山光三郎著)
 『ひとでなし』(中央公論社/野坂昭如著)
 『文学の絵本 「ちくま日本文学全集」の装画』(筑摩書房/安野光雅著)
 『優柔不断術』(毎日新聞社/赤瀬川原平著)
 『ほとばしる副作用』(文藝春秋/辛酸なめ子著)
 『それでも飲まずにいられない』(講談社文庫/開高健編)
 『俺が気合いを入れてやる 遊びも恋も勉強も、小便に血が出るまでやったことがあるか』(ごま書房・ゴマブックス/アニマル浜口著)
が、それぞれ一〇五円。

 浜口アニマル名義の本は、一九九三年刊で、読むつもりはないのだが(べつにファンでもない)、友人に見せればひと笑いとれるかとおもって。うしろ側のカバーには、アノ娘といっしょにポーズをきめた写真と
 「俺はプロレスラーとして、娘の京子はボディービルのチャンピオン目指して燃えてるぞ!」
というキャプションが。やっぱり「気合いだ!」ってやっている。

 『戦争のグラフィズム 「FRONT」を創った人々』(平凡社ライブラリー/多川精一著)
 『歌舞伎手帖』(駸々堂出版/渡辺保著)
が、六五〇円、六〇〇円。

 『大統領の晩餐』(ちくま文庫/小林信彦著)
 『大統領の密使』(ちくま文庫/小林信彦著)
が、ともに四五〇円。
 これは、ともに角川文庫版で読んだものだが、ちくま文庫版をもっているかどうか、はっきりしない。ダブってもいいや、と買っておいた。

 本をえらんでいたとき、店員の掛け声がウルサイので、携帯ラジオを聴くことにした。ちょうど、TBSラジオで古田敦也さんが語る特番(聞き手は金子達仁)がはじまったところで、これがじつにおもしろかった。泣けてくるなぁ、もう。

 こんなはなしをしていた。

 球場の食いもの屋、たとえばウドン屋があるとして、それが不味い汚い、というファンの声が選手側に届いた、とする。
 選手側が球団に、「改善してくれ」と要望すると、「あの業者とはこれこれこういう長い付き合いがある。おまえたちはそこを切れというのか」というような返事。
 ちがうよ、ウマくしてくれ、もうすこしまともにしてくれといっているんだ、と選手側。お客様へのサービスでしょ?ここが快適な場所かどうかでしょ。

 選手がウドン屋の心配をしなければイケナイ状態なんて、どうかんがえてもおかしいけれど、じっさい、ファンは球場にたくさんの不満をかかえている。試合を愉しむためには、ある程度の不快なものをガマンしなければいけない現状なのだ。そうそう、東京ドームのビールは高すぎるぞ。

 あしたから休みなので、実家で年越しする予定。ことしは地震でたいへんだった。地震の影響で他県に出向になっていた友人なんかもいて、帰ってくるらしいから、飲んでいろいろ話そうとおもう。
[PR]
by taikutuotoko | 2004-12-27 20:12 | 本・雑誌・新聞・書店

たぶん、年内さいごのジュンク堂行き。

 池袋のジュンク堂書店にいってきた。歩きだと、片道一時間くらいだ。

 買った本は
 『週刊誌血風録』(講談社文庫/長尾三郎著)
 『USAカニバケツ 超大国の三面記事的真実』(太田出版/町山智浩著)
 『ミニコミ魂 シリーズ・新道楽人生』(晶文社/串間努編/南陀楼綾繁ほか著)
 『J・Jおじさんの千夜一夜物語 植草甚一スクラップ・ブック7』(晶文社/植草甚一著)
 『江戸川乱歩と私 植草甚一スクラップ・ブック8』(晶文社/植草甚一著)
 『コーヒー一杯のジャズ 植草甚一スクラップ・ブック23』(晶文社/植草甚一著)
 『彷書月刊 (二〇〇五年一月号)』(彷徨舎/特集:はじまりの本)

 給料でたばかりだから、ほんとはアレもコレも、ソレも欲しかったのだけど、予算が一万円だったのでガマン。しかし、来年は、ひと月の本(CD・映画)代を三万以内に抑えることにきめた。高額な新刊を買わなければ問題ないはず。そうしないとやっていけません。

 『彷書月刊』では、南陀楼綾繁さんの「ぼくの書サイ徘徊録」が
 「書物blogは読書を変えるか?(前編)」
という題で、ブログの説明と、ご本人のブログナンダロウアヤシゲな日々について書いてある。後編も楽しみだ。

 ことしのぼくの読書関係の変化では、このブログをはじめたこと(ひとのブログを読むこと)と、リトルマガジン、ミニコミへの興味がわいたことだろう。まだよくわからない世界だが、ずいぶんとおもしろそうだ。

 いまは、ちくま(学芸)文庫の二〇〇五年版解説目録をもらってきたので、「品切れ一覧表」をため息つきながら見ているところ。
[PR]
by taikutuotoko | 2004-12-26 18:48 | 本・雑誌・新聞・書店

「いま」を読み解くツール。

 もし、政治家のプロフィールに「新書を年間一〇〇冊読んでます」と書いてあったら、ぼくはそのひとに投票してやってもいい、とおもうのだ。そりゃ、より専門的な資料を読んでたりするのだろうが、それでも新書も読んでもらいたい。年間新書一〇〇冊以上の教養を、ぼくはムリには求めない。新書くらいの深さでいいから、いろんなジャンルのものを。ぜひ。 

 『いまどきの新書 12のキーワードで読む137冊』(原書房/永江朗著)
を読んだ。『週刊朝日』の連載「新書漂流」をまとめたもの。さいきん出たばかり。

 〈「いま」を読むツール〉なのだから、新書とはよい仲でいたいものだ。むずかしい本を読む時間がなくても、新書ならどこでもささっと読めるし、まいにち、いろんなものに「入門」できる愉しさが、新書にはある。でも、なにを読めばいいのだろう。へんなもの掴まされるのも、イヤだしな。

 そこで、永江さんに登場してもらおう、というわけ。なにせ彼はカッコいい。ちっちゃいオジサンだけど。「いま」の時代に(もかかわらず)かしこく生活する、ということにおいて、永江さんのカッコよさは際立っている、とおもうのだ。だから、自宅について書いても(『狭くて小さいたのしい家』)、読書法について書いても(『恥ずかしい読書』)、興味ふかく読めるのだろう。
 
 そんな永江さんが、毎週の最新刊のなかから選んだ新書が、この本ではテーマ別に紹介されている。関係するオススメ本もあげられていて、じつに読書欲が刺激されるぞ。

 『新書マップ 知の窓口』(日経BP社/新書マッププレス編)
という一〇〇〇ページを超える本が出ているとのこと。二五二〇円。これもかなり使えそうだ。

 ところで、永江さんと、(『新書百冊』『文庫本福袋』の)坪内祐三さん、同い年で、誕生日が一日ちがいなんだって。へぇー。 
[PR]
by taikutuotoko | 2004-12-26 13:35 | 本・雑誌・新聞・書店

おお、「絶対安全Dランキング」は『WiLL』なのか。

 古書現世店番日記の一二月二五日を読み、『噂の真相』で連載されていた高橋春男さんの「絶対安全Dランキング」が、いまは月刊『WiLL』で再開されていることを知る。おおっと、これは読まねば。

 まだ創刊二号だが、「最新号目次」を見るかぎり、読みたい記事がけっこうあるみたい。ただ、安倍晋三のインタビューとか、「ご意見番」竹村健一のはなしなんてぜんぜん読みたくない。工藤雪枝ってのも、ひでぇ野郎、あ、野郎ではないか、とにかく気に入らない。八木秀次ってのは、多少おもしろいが。
 皇室に興味ないから(個々人への関心はあるが)、特集はどうでもいいな。

 ほしい本もあるから、きょうはジュンク堂にでもいこうか。そのときに立ち読みだな、これは。
[PR]
by taikutuotoko | 2004-12-26 01:55 | 本・雑誌・新聞・書店

びんぼう人が書いたびんぼう人の本をびんぼう人が読む。

 テレビ番組に『銭形金太郎』ってのがありますでしょう。ヤラセがあったなんていう記事も週刊誌にでたりしてるけど、けっこうな人気だ。滑稽だが明るい「ビンボーさん」を紹介する、という番組。

 『東京サイテー生活 家賃月2万円以下の人々』(太田出版/大泉実成著)
を読んだ。一九九〇年ころに『フロム・エー』に連載されたものの単行本で、一九九二年刊。これなんてそのままあの番組の企画書になるね。呼び方が「ビンボーさん」でなくて「サイテーニンゲン」であるが。

 〈自分の人生にテーマがある。サイテー生活的ポリシーがある。そのために二万円以下の部屋に棲み、やりたい放題に生きる。これがサイテーニンゲンである。〉 
 その「サイテーニンゲン」(若者中心だが、書家の老人、外国人も)たちのお部屋におじゃまして(見取図あり)、その暮らしぶりや夢などを語ってもらう、というもの。ちなみに謝礼は家賃ひと月分だ。

 掲載誌が『フロム・エー』だからあたりまえだが、しかし心から、とにかく愛すべき彼らを応援するぞ、それにしてもおかしい(ナイスな)奴らだ、といった感じの内容。
 わらって読みながら、ふと我が身をおもうと、彼らとたいしてかわらなかったり。ことしも旅行のひとつもせず、お酒呑むとき以外で外食に千円以上つかったことなく、閉店間際のスーパーの常連で、浮いた金でせっせせっせと本を買う日々であります。さすがに家賃二万はナイけどねぇ。

 しかし、みなよいキャラクターをしてる。夜の空をみるのが趣味で、学研の図鑑『宇宙』が「たからもの」だというある若い女性は、こう考えている。
 〈「老後は宇宙の研究をしよう。そのうちずっしりと重たい二万円ぐらいの双眼鏡を買おう。」〉
 うんうん。夜空の星たちも、「双眼鏡」で見える距離まで近づいてきてくれるよ、きっと。

 本書のさいごを飾るのが、大泉実成。そう、著者本人である。「サイテーニンゲン」歴一一年であった大泉さんも、結婚を機に、いっきに家賃一一万五千円のところに引っ越したとのこと。おお、目出度い。さすが「講談社ノンフィクション賞」をもらったひとはお金があるのね、とおもったら大間違い。

 ことしの七月に出た
 『文筆生活の現場 ライフワークとしてのノンフィクション』(中公新書ラクレ/石井政之編著)
の中で、大泉さんは
 「売上三一一万二二六三円をめぐる赤裸々な自問自答」
というのを書いている。妻子供もいるし、なんといってもノンフィクションは取材・資料費がかかるもの。生活費は月一〇万だ。

 それを聞くと心が痛む。この本買ったの、ブックオフだもの。びんぼう仲間の本は、なるべく新刊で買ってやらんとなぁ。ま、絶版本はしかたないから許しておくれ。
[PR]
by taikutuotoko | 2004-12-25 15:46 | 本・雑誌・新聞・書店

ことし読んだ文庫本は何冊?

 ことしも、「文庫本」にはお世話になった。ありがたいありがたい。

 調査の結果、ことし読んだ本の五割以上、二四九冊が文庫本であった。新書は、四〇冊。単行本は、数えている途中でわけわからなくなったので正確ではない(なにせ、ちょいと酔っている)が、一四〇冊くらいである。あ、選書は二冊。

 移動・休憩時間が重要な読書時間という生活であるから、必然的に文庫本の出番がおおくなる。安いうえに、解説やら加筆やらで、単行本より充実しているのだから、こんなにありがたいものはないのだ。

 とにかく、文庫本には感謝。

 何冊か読みおえた本があるのだが、ちょいと酔っているので、それについては、またあとで。明日の夜はサンタにならなければならないので、憂鬱だ。夕方までは休みなので、そのときにでも書き込むかな。それでは、おやすみなさい。
[PR]
by taikutuotoko | 2004-12-25 00:37 | 本・雑誌・新聞・書店

「ちくまプリマー新書」はどうだろう。

 筑摩書房から、一月二七日に創刊される「ちくまプリマー新書」。
 英語が苦手なぼくは知らなかったが、「プリマー=入門書」とのこと。より若いひと向けの新書なのだそうだ。

 ちくま文庫の新刊に挟まっていた創刊案内のチラシによると
 〈新書判 カバー装 128~176ページ 本文組=13.5級 平均価格700円〉
で、装幀は、クラフト・エヴィング商會。
 〈全体的には統一感はありますが、一冊一冊が個性的な、シンプルだけどお洒落な、ちょっとレトロで手作り感がある〉本になるのだという。いいねぇ。すぐに読めてしまうだろから、ちょいと高い気もしないではないが。

 創刊時の五点については、筑摩書房のサイトで確認してもらうとして、そのあとに予定されているものにはどんなものがあるか、気になるところだ。まだ仮らしいが、こんなのがあるらしいぞ(刊行順ではない。)
 
 『人から話を聞くときに大事なこと』(重松清著)
 『奇跡を起こした村のはなし』(吉岡忍著)
 『世にも美しい数学入門』(藤原正彦・小川洋子著)
 『いちばん最初の算数の本』(橋本治著)
 『日本はアジアではない』(梅棹忠夫著)
 『憲法ってなにを定めているの?』(池上彰著)
 『ヒトはどうやって家をつくってきたか』(藤森照信著)
 『五感をとぎすましてみよう』(赤瀬川原平著)
 『ハンサムになれますか?』(石井政之著)
 『眼で考える』(南伸坊著)
 『故郷は残るが国は残らない』(邱永漢著)
 『考えるってどういうこと?』(養老孟司著)
 『教科書にのらない小説』(高橋源一郎著)
 『一人でできること』(山口文憲著)
など、その他多数。気になるタイトルはありましたかな。

 ん?いや、べつにぼくは筑摩書房から一銭も貰ってないですよ。
[PR]
by taikutuotoko | 2004-12-24 01:02 | 本・雑誌・新聞・書店