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ジュンク堂に行く&AERAのバカ。

 やっぱり、池袋のジュンク堂書店に寄ってしまった。

 『定本 畸人研究Z』(ちくま文庫/畸人研究学会著)
 『リテレール別冊7 私の好きな文庫本ベスト5』(メタローグ/安原顯編集)
 『ハリウッドのことを話そう 植草甚一スクラップ・ブック4』(晶文社/植草甚一著)
 『J・J氏の男子専科 植草甚一スクラップ・ブック10』(晶文社/植草甚一著)
 『バードと彼の仲間たち 植草甚一スクラップ・ブック13』(晶文社/植草甚一著)
 『池波正太郎の世界展』(世田谷文学館)
 『季刊 BOOKISH Vol.8』(「ブッキッシュ」の会/特集:画家のポルトレ)
を買う。レジを打ってくれたのは福嶋副店長でした。

 それにしても、池袋のジュンク堂は雑誌のバックナンバーの揃いがじつに豊富だ。リテレール別冊は一九九四年のものだし、『彷書月刊』も五〇号ほどバックナンバーがあった。いぜんより増えてるなぁ。

 『池波~展』は、ことしの四月二四日~六月二三日まで開かれていたものだという。これはそのカタログで、ふつうの本屋では置いていないものだろう。

 『BOOKISH』は、新・読前読後のかねたくさんが、先日ぼくが書いた本に挟んであったもの。にくれたコメントで気になって。
 
 あれ、「かねたく」(金子拓)さんは「かねこたく」さんだとばかり思っていたが、「かねこひらく」さんなのか。そういえば、このまえ読んだM2の『エイリアンズ』の注を見るまで、見田宗介さんのことを「みたそうすけ」だとばかり思っていたのだ。「むねすけ」だったとは。

 帰りの地下鉄で、『AERA』の中刷り広告を見る。
 
 「また来たヨーン。」

 ん~、ひさしぶりに『AERA』の駄洒落に腹が立った。
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by taikutuotoko | 2004-11-30 20:14 | 本・雑誌・新聞・書店

すかんぴん脱出。

 給料も下ろしたんで(ホッ)、帰りに池袋へ。

 八勝堂書店の均一本を見たが、とくになし。それなら、ジュンク堂書店に行こうか。待ちたまえキミ!給料が入るとすぐに本を買ってしまうから、部屋のどこをさがしても二円しかない、なんていう素寒貧になるのだ、おとなしく帰宅したまえ。

 それもそうだな。うん。おとなしく……大地屋書店文庫ボックスへ。
 『私の東京町歩き』(ちくま文庫/川本三郎著/武田花写真)
だけ、これだけを買う。あしたはこの本にしよう。前から読みたかったのでね。

 いまは、片岡義男さんのを読んでいるところ。
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by taikutuotoko | 2004-11-29 20:19 | 本・雑誌・新聞・書店

『孤独のグルメ』の素。

 財布のなかにぃ、たったのぉ五七円~。大人なのにぃ~。

 いやはや。ズボンのポケットに小銭が残ってないかとさがしたけれど、ぜんぜんナシ。ま、あした給料をおろすんで、いいのだけど。
 ただね、ブックオフの五〇円券があったわけ。一冊買えるではないか。ということで、江古田のブックオフへ。

 新着の棚には、すでに
 『小泉純一郎 血脈の王朝』(文藝春秋/佐野眞一著)
 『古本屋の女房』(平凡社/田中栞著)
 『汐留川』(文藝春秋/杉山隆男著)
などの本が並んでいるのだものナァ。新刊書店はたいへんだ。

 でも、それらは買えないので、一〇五円の棚を見る。ん~、パッとしない。ここの一〇五円棚には、もう、たいしたのは出ないな。さいきん「ちくま文庫」にはいった遥洋子さんの単行本か、木村和久さんの『平成ノ歩キ方』にしようか、とおもう。

 が、けっきょく
 『HE・SO book へその素』(ビクターブックス/久住昌之著)
に決定。「泉昌之」の久住さん。一九九〇年刊。財布のなかは、あと二円。

 内容は、じつにくだらなくて愉しそうだが、「定食屋バンザイ」「日本のカレーライスばんざい」「大衆酒場バンザイ」「割り箸についての一考」「昼食小ビール」なんてのを見ると、あぁこれが
 『孤独のグルメ』(扶桑社文庫/久住昌之原作/谷口ジロー作画)
の素なのだなぁ、と興味ふかい。しっかし、バカバカしいなぁ。ちなみに、タイトルは赤瀬川原平さんの『純文学の素』からとった、とのこと。

 きょうは、雑誌を読む日だったので、読みおえた(終えそうな)本は、ナシ。

 関係のない追記(二九日一時二〇分):北野武監督の『座頭市』は、映画館で封切当日に観ているけれど、それなりに楽しめる、というくらいで、さほど感心はしなかった。さっきテレビでやっていたので観なおしてみたが、印象変わらず。とくにラストあたりが、どうもね。
 ひさぶりに映画気分になったので、もう一本。
 『ヤング・フランケンシュタイン』(メル・ブルックス監督/一九七四年)
を、DVDで。アイゴール(マーティ・フェルドマン)がテリー伊藤にしか見えない。
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by taikutuotoko | 2004-11-28 18:16 | 本・雑誌・新聞・書店

利用したことないけれど。

 う~ん、このオンライン古本屋さんは気になるなぁ。小林信彦(正確にいうと「喜劇の王様たち」←持ってます。三〇〇円で購入。)で検索してたら引っかかったのだけど。

 ハーフノート・ブックス
 〈好きな作者の著作以外はラインナップしていません〉ということなんだけど、なぎら健壱さんの項目があったりするのが、いいなぁ。ぼくも好きだ。
 探していたものをかくじつに手に入れられるのだから、いいんじゃないですかね。

 蒐集日記もおもしろいし、コレクションではアンクルトリス・グッズをいろいろ見ることができる。リンク集もいい感じ。

 オンライン古本屋の日記は、おもしろいものが多いよねぇ。

 ぼくのばあい、本は趣味でなんとなく集めているだけだから、店でグウゼン見つけた、というくらいでいいかな、という気もしていて、オンライン古本屋は利用したことがないのだけど。 
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by taikutuotoko | 2004-11-28 10:33 | 本・雑誌・新聞・書店

「古書組合加入物語」、最終回ですって。

 いぜんにも紹介したブログだけど、一区切りついたようなので、再度ご紹介。

 「オンライン古本屋の財布」の、古書組合加入物語が最終回(全八話)とのこと。「その0」から読んでね。ちょいとおもしろいよ。

 最終回といっても、「加入物語」が最終回というだけで、もちろんブログ自体は続きますぞ。〈次は、はじめての市場へ挑戦です。〉だそうなので、今後も愉しみ。

  
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by taikutuotoko | 2004-11-28 09:02 | 本・雑誌・新聞・書店

ひさぶりに早稲田の古本屋。

 天気もよかったので、歩いて早稲田まで行ってきた。ずいぶん久しぶり。

 途中、目白あたりかな。林檎を丸かじりしながら歩いている爺サンを見かけた。いやぁ、歯が丈夫なお年寄りはカッコよろしいねぇ。

 さて、買った古本だけど、店の名前をおぼえていなので、みんなまとめて書いてしまおう。
 
 『古本屋控え帖』(東京堂出版/青木正美著)
 『古本デッサン帳』(青弓社/林哲夫著)
が、九〇〇円、八〇〇円。ほんとは、三〇〇円いじょうのモノは買わないつもりだったのに。

 『日本の書物』(新潮社/紀田順一郎著)
 『泣きどころ人物誌』(文藝春秋/戸板康二著)
 『住まいとほどよくつきあう』(新潮文庫/宮脇檀著)
が、二五〇円、一〇〇円、二一円。

 財布に残るおかねは、たったの五七円。まだ給料おろしていないので、ほんとにこれしかない(余計なおかねを家においておかない主義なのでね)。月曜におろすとして、あしたは五七円で何を食えばいいのだ。あ、即席メンがあるからいいか。せつないノォ。

 読みおえた本は
 『ストリートワイズ』(晶文社/坪内祐三著) 

 きょうの「東京スポーツ」、読んだわけではないけれど、駅の新聞スタンドに貼り出してある紙にわらってしまった。
 
 「松井・紀香 熱愛未遂」

 熱愛未遂って、何だ?
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by taikutuotoko | 2004-11-27 17:32 | 本・雑誌・新聞・書店

親で中年、読書好き。

 目の疲労がはげしいので、きょうの書き込みはあっさりと。
 
 『活字学級』(角川文庫/目黒考二著)
を読んだ。

 TBSで先日放送された、沢木耕太郎さん原作のドラマ『無名』はけっこうシミたが、息子がいるような中年男性には、よりグッときたのではないか。目黒さんのこの本も、そういう男性には、かなりたまらないものがあるだろうとおもう。もちろん、子供などいないぼくにも、じんわりきたよ。

 「父について」「浮気心について」「犬について」「夫婦の愛について」「良き妻について」「死について」「酒について」「読書について」「兄弟について」「初恋について」「わが子について」「老年について」「親と子について」……、といった題のついたエッセイだが、ブックガイドでもある、というもの。

 もういちど書くけど、息子さんがいるような中年男性は、軽い気分で本書を読みはじめると、泣かされるかもしれないよ。ご注意。

 
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by taikutuotoko | 2004-11-26 23:28 | 本・雑誌・新聞・書店

謎の「キャバレー」。

 だいたい、「キャバレー」ってなんなんだ。まず、それがよくわからない。こどものころのイメージは、「ガッハッハな大人が、派手な格好をした女性と、ガハハな会話をしながら洋酒を飲み、高いカネを払うところ」というものだった。「クラブ」となにがちがうのかわからないしさ。

 もしかしたらぼくも、ああいうガッハッハな大人になって、キャバレーとかに行くようになるんじゃないか。そんなふうに考えるとオソロシかったが、大人になった今でも、けっきょく一度も足を踏みいれたことはない。ガハハとは無縁の生活だ。ホッとする反面、ちょっぴりざんねんな気もしたりして。

 『昭和キャバレー秘史』(文春文庫PLUS/福富太郎著)
を読んだ。著者は、「ハリウッド」チェーンの創業者で、日本に大衆向けキャバレーを根づかせ、“キャバレー太郎”とも呼ばれたひと。テレビにもよく出ていた。単行本は一九九四年、この文庫はことしの三月に出たばかり。

 自らの体験もまじえての、キャバレー業界(社交業界というらしい)の通史、といった本だが、世界が世界だけに、なかなかおもしろい。
 
 店の人気の移り変わりの激しさや、商売のエグさ。アクのつよい関係者たち。いつも関西から新しい業態・サービスが生まれるのも興味ふかい。そうそう、本田靖春さんが『疵』でその一生を描いている花形敬がちょいと出てきたりと、おもしろいエピソードもけっこうおおい。
 「キャバレー史年表」や、キャバレー界の紳士録といった感じの「昭和キャバレー史を彩ったサムライたち」など、オマケも充実だ。

 キャバレーのルーツとして、明治ごろの「カフェー」についてもふれている。参考文献に松崎天民の
 『銀座』(中央公論社)
があげられているが、ぼくもこれは「ちくま学芸文庫」で読んだ。
 『東京カフェー探訪』(リキエスタの会)
がおもしろかったのでね。

 で、「キャバレー」であるが、ただホステスさんがいればいい、というのでなくて、本来は、客とホステスがダンスをするスペースがあり生バンドがいて、いろんなショーもあり、というものなので、小さい店ではできないらしい。なるほど、そういうトコロだったのね。
 
 キャバレーもたしかに、昭和にくるい咲いた大衆文化のひとつなのだろう。福富さんも、もはや〈キャバレーには将来性はない〉と思いながらも、〈もう一回生まれてきても、私はまたキャバレーをやるだろう〉と語っている。
 
 なんだかちょっと、「キャバレーがんばれ!」と声をかけてやりたくなったよ。いや、行かないけどさ。
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by taikutuotoko | 2004-11-25 23:51 | 本・雑誌・新聞・書店

本に挟んであったもの。

 帰りに、池袋の八勝堂書店に寄って
 『懐かしの銀座・浅草』(毎日新聞社/平野威馬雄(文)・小松崎茂(画)著)
を買った。一〇〇〇円。

 帰宅して、中をひらいてみたところ、タバコのソフトパックの紙が、きれいに伸ばして挟んであった。しかも、「議会開設90年記念(1980)」ということで国会議事堂の絵入りの、マイルドセブンだ。庭に着飾った男女があつまっている絵と、議場。ん、議場の方は、もしかしたら写真かしらん。

 古本を買う愉しみのひとつに、たまに、このような挟みモノがあることをあげることができる。新聞記事の切り抜きや、写真などがおおいが、手製の栞が挟まっていたりもする。
 ぼくの経験では、末吉と小吉の御神籤がいっしょに挟んであったのがもっとも印象ふかい(なんだったのだあれは)。もっとおもしろいものに出会ったひとはいくらでもいるだろう。
 レシートはちょくちょく挟まっているが、あれもなかなか味わい深いものがある。もっとも、印字が薄れて読めないことがおおいけれど。

 本になにかが挟まっている、ということに関連して。「キング堂 ブログ支店」の図書館の本にハナクソをつけるなには笑ってしまった。いや、あるよねぇ、こういうことって。
 
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by taikutuotoko | 2004-11-25 20:40 | 本・雑誌・新聞・書店

「料理は機知である」。

 『男の手料理』(中公文庫/池田満寿夫著)
を読んだ。新聞に連載した料理エッセイで、単行本は一九八七年、この文庫は八九年刊。げんざいは、改版が「中公文庫 BIBLIO」で手にはいる。FC的にちょっとコワイ気がするが、ま、いいじゃないですか。

 遠藤哲夫さんの
 『汁かけめし快食學』(ちくま文庫)
に出てきた本なのだが、なんといっても、ぼくの好物である「とうふごはん」(池田さんは「トウフ丼」と呼んでいるが)を紹介している本だというので、興味しんしんだったのだ。

 池田さんの「トウフ丼」とは
 〈熱いご飯の上に冷やっこを山盛りに乗せカツブシ、きざみネギをかけ、しょう油をぶっかけるだけのものだ。それを混ぜ合わせて食べると熱いご飯と冷たいトウフの舌ざわりがなんともいえなくいい。私の朝食は三度に一度これである。〉
というもの。ぼくのばあいも、これとほとんどおなじ。ネギを切るのがメンドウなときはかけない。ひと工夫することもある。

 「なんだ、こんなもの料理でもなんでもない。わざわざ紹介するほどでもないだろう」というふうに思われた方もいるだろうが、そんなことはない。コレモリッパナ料理デアリマス。だいいち、ウマそうでしょ。きっと、同好の士がおおぜいいるハズだ。こういうものを、わざわざ書いてくれる。うれしいねぇ。

 さて、この「トウフ丼」は極端かもしれないが、池田さんの料理は、どれも簡単で、つくり方の説明も二~四行でおわってしまうものばかり。気まぐれで、手抜きで、それでいてオドロキがある。しかもウマそうなんだな。ちなみに、池田さんは、〈料理は機知である〉といっている。

 うん、どの料理も、簡単そうだし、うまそうだ。ぼくにも出来そう。そして、料理はどういうふうにしてもいいのだ、ということがわかる。そう、この本に紹介しているメニューにも、まったくこだわる必要がないのだ。こうやったら、きっとうまくなるハズだ。そうひらめいたら、チャチャっとつくってみればいい。おもいっきり、手を抜いて。気まぐれに。

 よぉし、ひさしぶりに、ばっちりな酒の肴でもつくってみようか。池田さんも
 〈私の男の手料理は冷蔵庫を開けた時からはじまる〉
と書いている。そうだ、冷蔵庫の余り物で……、ん、余り物?

 退屈男さんの冷蔵庫の中身。
 三ツ矢サイダー・ジンジャーエール・サントリー烏龍茶・ヤマキのめんつゆ・キューピーマヨネーズ・ヒゲタ醤油・ミツカン味ぽん・焼酎・バーボン。以上。

 だめだこりゃ。
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by taikutuotoko | 2004-11-24 21:52 | 本・雑誌・新聞・書店