2005年 02月 08日 ( 3 )

寒いのでこれだけ。

 要町のブックオフへ。ああ、毎日おんなじことやってるナァ。

 『自伝小説集 生きかた下手』(文藝春秋/団鬼六著)
を、九〇〇円で。
 『文人悪食』(新潮文庫/嵐山光三郎著)
 『住まい方の思想 私の場をいかにつくるか』(中公新書/渡辺武信著)
を、それぞれ一〇五円で買った。

 団さんのは、先日オンライン書店に注文を出しかけた本なので、安く手にはいってよかったよ。ま、そのうちどこかでもっと安く見かけたりするんだろうけど。

 ほか、寒い、としか書くことない。いま読んでいる二冊の本はヒジョーにおもしろいので、これから布団にもぐって続きを読みますわ。
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by taikutuotoko | 2005-02-08 20:36 | 本・雑誌・新聞・書店

野球ファンならこの辞典。

 さいきん第六版が刊行された三省堂の『新明解国語辞典』は、ユニークな辞典として知られる。じつはぼくも新解さんユーザーなのだけれど、変わった辞典はほかにもあるようだ。
 
 六日(日曜日)に放送された、TBSラジオ「伊集院光 日曜日の秘密基地」を聴いていたところ、「エラー」の項目に“宇野は凡ゴロをエラーした”という例文が載っている和英辞典がある、という話題がでた。 

 それが、学研から出ていた
 『ニューアンカー和英辞典』
なのだが、ざんねんながら、現在は『スーパー・アンカー和英辞典』となり、特色もちょっと薄れているようなのである。

 で、『ニューアンカー和英辞典』がどう変わっているか、ということについては生みの親のサイトを参考にしてみようではないか。

 山岸勝榮英語辞書・教育研究室の、ニューアンカー和英辞典を読んでみてください。とくに、いちばん下の方にある、「野球ファンにも人気」のところがおもしろいじゃないの。

 追記:ゆうたさんのコメントに
 〈山岸勝榮さんのサイトは前からよく見てます。私が特に興味があるのは『欠陥英和辞典の研究』の副島隆彦への批判です。(「英語辞書論考」のXIII~XVI、およびXXI、特に最後のが面白い。)〉
とあったので読んでみたところ、これがほんとにおもしろい!みなさんもどうぞ。
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by taikutuotoko | 2005-02-08 00:51 | 本・雑誌・新聞・書店

時代小説入門にこの一冊。

 読書の範囲を時代小説にひろげてみよう、と考えているひとには、たいへん参考になる本を読んでみた。作品や作家の紹介だけでなく、ヒーロー像や各ジャンルの人気の変遷など、全体を見渡せるための知識をこの一冊で相当に得られる。

 『時代小説の読みどころ 傑作・力作徹底案内』(光文社(時代小説)文庫/縄田一男著)
を読んだ。単行本が一九九一年、文庫が一九九五年刊。

 章立てでいうと、以下のとおり。
Ⅰ 時代小説の昭和史
Ⅱ ヒーロー像の変遷
Ⅲ 幕末維新を描く
Ⅳ この作家、この作品

 Ⅲのなかの、早乙女貢の「僑人の檻」について論じている文章にこういう箇所がある。

 〈そして、早乙女貢作品の持つテーマとは、そうした歴史の合間から噴出する有名無名の人々のエネルギーの行方を見据えることによって、今日、私たちが歴史であると信じこまされているものと、その実相との距離をはかることであったのではないだろうか。〉

 「早乙女貢作品」の部分を、「時代小説」と入れ替えてみてもいいかもしれない。
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by taikutuotoko | 2005-02-08 00:15 | 本・雑誌・新聞・書店