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いがいなところに、拾い物インタビュー。

 TBSラジオ『アクセス』の、インターネット対談というものは、たいへんにおもしろい。それこそ、本放送よりも、愉しめるのではないか。「いいとも」風にいくと、「放送終了後のお楽しみ」ってやつ。
 
 それぞれ、期間限定での掲載だったとおもうが、いまげんざい聴けるものは
 「二足のワラジ」(立川らく朝/神足裕司/伊藤聡子)
 「名越康文の脱・精神科医的生き方のワケ」(名越康文/藤井誠二/麻木久仁子)
 「国際政治の世界ではなぜ“陰謀論”が流行るのか?」(藤原帰一/宮崎哲弥/長峰由紀)
 「ジャーナリスト・岩瀬達哉の社会保険庁取材記」(岩瀬達哉/二木啓孝/伊藤聡子)
 「40代のオジサンにとっての”エロ”とは何か!?」(リリー・フランキー/えのきどいちろう/長峰由紀)
なのだが、ここではあえて、さいごの「”エロ”とは何か!?」に注目。

 というのも、この対談のさいごの方で紹介される
 フランス書院 On-Line(お子様は遠慮してね)
なかの、「今月の放言」(の下の「放言バックナンバー」をクリック)というものが、たいへんにおもしろい読み物なのだ。ぼくもいま、紹介されて読んでみたばかりなのだが。

 フランス書院文庫といえば、ポルノ小説の老舗。そして、「今月の放言」というインタビューは、「角界著名人がフランス書院文庫への思いを語」るというコーナーらしい。

 で、この各界著名人の面々が、インターネット対談のリリー・フランキー、えのきどいちろう両氏をはじめ、高橋源一郎、みうらじゅん、三枝成彰、鴻上尚史、宮崎哲弥、泉麻人、佐野史郎、会田誠、島田雅彦、小西康陽、塚本晋也、大槻ケンヂ、喜国雅彦……書ききれないのだけれど、あるいみそうそうたる顔ぶれなのだ。女性陣も、杉本彩、森園みるくなど数名いる。

 ふだんは「フランス書院文庫」になんて接点がなくたって(ぼくも読んだことはないなぁ)、これは読んでソンはない。エロがテーマではあるけれど、じつに読みごたえがあるインタビューですよ。

 TBSのベテラン、長峰由紀アナウンサーは、「会社のPCで見ます!」といっていたけれど……。 
by taikutuotoko | 2004-09-05 20:13 | 本・雑誌・新聞・書店


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