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その名はリリー・フランキー。

 なんの本だったかおぼえていないんだけど、不勉強な書店の例として(だったかな?)、リリー・フランキーさんの本が外国人著者のコーナーにはいっていた、ていうのを読んだ記憶がある。
 うーん、ちょっと、ひどいなぁ。書店員さんも、しらないのだったら著者紹介くらい見ればいいのに、とおもうけれど、いそがしくて無理だったりするんだろうか。

 『美女と野球』(河出書房新社/リリー・フランキー著)
を読んだ。やっぱりおもしろかったんだけど、こういう本について書くのってむずかしいねぇ。リリーさんの初期のエッセイということで、気になるひとはどうぞ読んでください。いいですから。

 なにかひとつ書いておくとすると、まえがきに出てくる
 「だらしないサービス精神と中途半端な正義感。」
ていうの、すきだなぁ。

 雑誌はべつにして、リリーさんの本ではこのほかに
 『日本のみなさんさようなら』(文春文庫PLUS)
くらいしか読んだことがないんだけど、これは邦画についてのコラム。邦画なんかしらないよ、ってひとにも、いやそんなひとにこそ、おすすめ。

 きょう買った本は、ブックオフ(池袋要町店)で
 『プロ野球の友』(新潮文庫/玉木正之著)
を三〇〇円で。
 玉木さんの本では、図書館で読んだことのある
 『プロ野球大事典』(新潮文庫)
が、とってもいい本なのでさがしているんだけど、どうも見つからないんだ。おなじスポーツ改革派でも、二宮清純より玉木さんの方が、ぜったいおもしろいぞ。 
by taikutuotoko | 2004-08-30 22:36 | 本・雑誌・新聞・書店


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