泉麻人の『東京自転車日記』を読み返したせいで、むやみに自転車に乗りたくなる毎日。先日の下北沢行きで「世田谷区だってこわくない!」ことがわかったので、水曜日に「世田谷文学館」までペダルを漕ぐ(ウチは板橋区のはずれ)。変速ナシの8900円チャリ、じつによぉ働くやつである。東京の西は電車頼りだと縦移動がままならないし、ふだん地下鉄とJRで移動しているのが私鉄に乗り換えなきゃいけないので心理的にも「遠い」ところだった世田谷。歩いて南下するときはせいぜい杉並まで、けっして素潜りでは届かない深い海を思わせた世田谷が、自転車なら1時間半で「世田谷文学館」とは。おおおぉぉぉぉ。歩いて品川まで行ったときより吃驚だ。

 「世田谷文学館」では現在「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」を開催中。絵本好きの同行者には練馬駅でレンタル自転車を借りさせて環七~甲州街道をキコキコとやってきたのだったが、「古本 海ねこ的 日々の暮し」で紹介されていた『堀内さん』はもう見あたらない。だけど展示はとても楽しかった。デザイン、絵本、旅の順に展示されていたのだけど、はじめのところに飾ってあった堀内さんの子供のころの絵を親がスクラップブックにしたものからしてとてもよかった。絵本を座って読める小コーナーもあったのだけど、やってきた子供がヨロコビ勇んでオデコから顛倒して大泣き。でもすぐ泣き止んでいた。

 2時間以上たっぷりと見て、こんどは環八から北上。荻窪で「ささま」、高円寺「古楽房」で王子に挨拶すると、腕の日焼けを驚かれた。たしかに、真っ赤だ。
[PR]
by taikutuotoko | 2009-07-17 01:40 | 本・雑誌・新聞・書店


<< 子猫がいる! 。 >>