IE9ピン留め
一箱古本市。
 きょうは不忍の一箱古本市。11時、西日暮里の駅に向井・ハルミン・ピッポさんとで集合。ハルミンさんから映画「私は猫ストーカー」のチラシができたの~、と一枚いただく。公開(7月4日)がたのしみだ。髪を切ったピッポさんは、ちっちゃなトランク黒いハットでスタイリッシュ(まさかこのあと私(この私!)からお金を借りることになるとはねぇ)。

 まずは「花歩」の2箱から。前回「わめぞ賞」受賞の「あいうの本棚」さんはここ。今日も「わめぞ賞」を選考しながら回らなければならないのです(「あいう」さんは今回も別の賞を受賞、さすが)。北方人さんの顔を見ると一箱に来たなぁという気分になります。
 お次の大家「古書ほうろう」には8箱、わめぞ民の「古書有古堂」(u-sen)も出ている。いかにも売れそうな「朝霞書林」、乙女系の品揃えで見せ方もうまい「はなめがね本舗」など。不忍の公式サイト店主紹介で「面白い方値引きします」と書いていた「九十九屋」さんは、いったいどんなお客さんに値引きをしたかしら、ということはいまでも気になる。
 「コシヅカハム」11店。前回「W(ダブり)の悲劇」の店名だった「007〈ダブり王セブン〉は二度抜く」がやっぱり目を引く(本もつい買っちゃうし)。手紙特集だった「脳天松家」(旧ソ連の切手など)は岡崎武志賞。スタッフにTさんがいたので挨拶、いまはなき某ラジオ番組本にかかわった編集の方で、ごにょごにょと話す。

 よみせ通りをちょいと脇に入った「nido」の「色硝子の町」展示は楽しい。ひとつ買い物。

 谷中ぎんざで生ビールを買いつつ、「アートスペース・ゲント」5店。ここの「ドンベーブックス」さんもそうだったが、忌野清志郎さんの本を追悼して出品している箱はいくつかあった。合掌。異彩を放ったのは「挫折書房」。英語、中国語、独に伊、希・・・といったさまざまな語学教材、カフェの開き方に料理の本など、これまでに挑戦しては「挫折」してきたその歴史がこの一箱に!という企画モノ系で、いやぁ楽しませていただきました。手作りポストカードのデザインはロース肉!というのも、おっかしくって一枚買ってしまう。
 南陀楼さんにはここで会う。赤いシャツがたいそう話題でした。

 岡崎武志さんが出店しているのがこちら「貸はらっぽ音地+香隣舎」、7店。ここはいつの回も楽しい雰囲気だ。広島から「お好み本ひろしま2009」が参加、一箱古本市の広がりを感じます。ダンボールを美しくつかっていたのは「古本 文句堂」。
 わめぞ一行は「愛と禁断のギャラリー」とか「本物のコンビニがない!」(ピッポ)といった謎の発言を残しながら、次の「藍と絹のギャラリー」3店へ。CD付きの本、雑誌特集だった「たけうま書房」さんには「ハルミン賞」。ハルミンさんはこのあと各賞発表の打ち上げ会場で、プレゼンターなのに壇上に居ない、どこだどこだ~と探したら「ずっと(みんなとおなじ、会場の)椅子に座ってたよ~」事件を起こす。

 「猫町カフェ29」3店。いつもダントツの売上げを出す「AZTECA BOOK」、東京本の「市川糂汰堂」は南陀楼賞。「往来堂書店」は4店。「旅愁の会」は、A4コピー用紙の入っていた箱を使い、本体とフタをひもでつなげるだけのシンプルな加工ながら、そのいさぎよい佇まいが店名とあいまって、なんともいえない旅愁を誘う、ような気がなぜかする、わがお気に入りの箱。きっと次回も逢えるでしょう。明るい緑で塗装された手作りの木箱に昔の婦人雑誌や刺繍をならべた「ピンぼけ堂」は、準備にひと月ほどもかけたらしい、それもほとんど入れ物に、というところなど、好感触。
 さいごに、「特別養護老人ホーム谷中」7店。新しい大家だと思うけど、イイ感じのスペース。CDをふくめた面白い品揃えは「カリプソ文庫」、猫が本を読む看板がかわいい「もす文庫」など。

 根津神社のあたりも、やっぱり人の流れがすごい。古さと新しさがいいカタチで混ざり合い、動きをつくっていく町だ。向井さんとそんな話をしながら歩く。いちおうひと周りしたので、「ダージリン」で昼食、カレー(一箱古本市が楽しいので、つい調子に乗り1100円のメニューを食してしまい、反省。おいしかったけど、カネがねぇぜ)。あとは時間まで、もう一度いくつかの大家をまわる。16時。早いような、長いような。打ち上げ時間までカフェで休憩、NEGIさんu-senくんも合流。

 ふれあい館で各賞の発表。売上げは全体的によかったようす。「わめぞ賞」は、「ピンぼけ堂」さんに決定!準備のときからずっと一箱古本市を楽しんだ、ということがわかる受賞のことばがよかったです。さて、あした(月曜)はまた別のエリアでの開催です。自転車乗ってふらふら愉しむつもり。
by taikutuotoko | 2009-05-04 01:19 | 本・雑誌・新聞・書店


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