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虫明亜呂無の新刊が出た。

 高円寺の大均一祭(きょうは一〇〇円)に行きたかった。行きたかったのだが予定があり、11時に某所のファミレスへ。むかしのバイト仲間の結婚式が来月あって、その余興の打ち合わせ。大学の応援団出身という男がやる気で、数人で何かやることになったらしい(自分は式には出ず二次会のみのため、ビデオ出演で余興に振る係)。
 行ったらメンツは揃っていて、テーブルに広げられた紙を見たらひたすら今の芸人たちの名前が書き出してある。げっ、余興って芸人モノやるのか。なんやかんやで、ジョイマンの、ジョイマンのジョイマンの方が三人いるジョイマン、という形式に決まる。ほんと欠席で助かった。ほとんど元ネタを見たこともないのだが、自分は演らなくていい気楽さでネタ作りをする。ジョイマンから意味不明を抜いてお祝いフレーズと下ネタを散りばめたやつ。いやー、健闘をいのる。出来上がったら5時ちょうど。高円寺行けず。

 池袋のジュンクとリブロへ。なんと、故・虫明亜呂無の新刊が出ているじゃないですか。
 『女の足指と電話機 回想の女優たち』(清流出版)
 いぜん玉木正之さんが編んだスポーツものの虫明本があったが、これは映画を中心に文学演劇音楽といったあたりのさまざまなエッセイを収録。奥さんが保存していたスクラップブックから単行本化されたことのない雑誌の連載を中心に編集したとのこと。

 新刊といえば塩山さんの『出版奈落の断末魔 エロ漫画の黄金時代』(アストラ/塩山芳明著)はまず神保町の東京堂と三省堂で販売開始とのこと。売れないと塩山さんと版元がムトウさんに本格的に苛められるから、買ってあげてください。ワメトーク『嫌われ者の記 場外乱闘篇』の予約も受付中。

 ワメトークにも出る南陀楼さんといえば、第8回 不忍ブックストリートの一箱古本市も参加者募集中。

 『ジャージの二人』(集英社文庫/長嶋有著)
読む。
by taikutuotoko | 2009-03-15 22:28 | 本・雑誌・新聞・書店


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