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卒業式。

 このところ街で晴れ着の女性をよく見かけるけれど、卒業式だったんでしょうな。ぼくの大学は会場が武道館で、当日ちゃんとスーツを着て九段下まで行ったはいいものの、面倒くさくなってそのまま神保町に…谷口ジローの双葉文庫だったかを買ったんだっけか、そんな想い出があります。そういえば高校のも出なかったなぁ。

 テレビで放送大学を見ていたら、ここでも卒業式のダイジェスト番組が。やっぱり、けっこう高年齢の方が多いんですねぇ。放送大学はつづけるのがタイヘンだ、というのはよく聞くけれど、えらいもんです。
 「グランドスラム達成!」なんてテロップが、五人ほど並んだオッちゃん達の上に出ていたので何だろう、と思ったんですけど、六つの専攻すべてを修了した人たちとのこと。「一四年半かかりました」、って人とか、「ことし七二歳です」なんて爺さんも。
 夫婦そろって卒業です、という若いカップル。レポーターに「卒業おめでとうございます」と呼びかけられて「いえ、母が。」、じつは母親の卒業の付き添いだという四〇歳台くらいの女性。奥さんと小さな息子さんを連れた男性とか、まぁとにかくいろんな人がいて、なかなかいいもんでした。それにしても学長・石弘光の、あの嫌味な白髪!


 『貧乏するにも程がある 芸術とお金の“不幸”な関係』(光文社新書/長山靖生著)
を読んだ。西村賢太や小谷野敦の小説にも言及。小谷野さんもブログで触れてますね。
(この本まだ新しいが、先週の高円寺「コクテイル」岡崎さんイベントに行ったときに移転した「十五時の犬」(あづま通り)で古本で購入。前に入っていた店の「雨の実」という看板が建物に残っていて、この店の名前にしか見えない。でも「古書・雨の実」なんて店名もあり、ちゃありか。)
 長山さんの本、とくに新書で単著であれば、とりあえず手が出る。いまも『いっしょに暮す。』(ちくま新書)が読みたくてウズウズしているのだけど、部屋で本が行方不明で…。

 「日本特価書籍」で
 『世界の歴史6 隋唐帝国と古代朝鮮』(中公文庫/礪波護・ 武田幸男著)
を。か、カネがっ。
by taikutuotoko | 2008-03-26 00:36 | 本・雑誌・新聞・書店


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