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 朝の地下鉄で横に立っていた、小学生の低学年かなぁ女の子ふたり。しっかりしていてお喋りなAちゃん、うなずき上手なBちゃんに向かって「カムパネルラがね」…どうやら『銀河鉄道の夜』を物語っているようす。盗み聴きしながら、びっくりするほど巧みな話芸、ツボをおさえた筋運びに舌を巻いていると、六駅ほどで終幕をむかえたのだが。
 Aちゃん「……っていうお話なの」  Bちゃん「へぇぇ~。  フィクションだね」  
ええっ!そんな反応!

 神保町「田村書店」で
 『鶴/シベリヤ物語 大人の本棚』(みすず書房/長谷川四郎著/小沢信男編)
、五〇〇円。
 『庖丁文化論 日本料理の伝統と未来』(エナジー叢書/江原恵著)
 『随筆 合切袋』(ミリオン・ブックス/高橋義孝著)
は一〇〇円。

 『武者小路実篤詩集』(新潮文庫/亀井勝一郎編)
 『イカの哲学』(集英社新書/中沢新一・波多野一郎著)
 『文学全集の黄金時代 河出書房の1960年代』(和泉書院/田坂憲二著)
 『歴史とはなにか』(文春新書/岡田英弘著)
を読む。武者小路実篤ってすんごいね。
by taikutuotoko | 2008-03-18 00:50 | 本・雑誌・新聞・書店


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