あーた、「小諸そば」(神保町ではお馴染みの立ち食い系そば屋チェーン。ネギ入れ放題、そば湯も用意)まで値上げだってんですぜ。来週月曜から、一〇~四〇円アップだと。
帰り、神保町「アカシヤ書店」で
『中川一政文選』(筑摩叢書/中川一政著)
『ヒコクミン入門』(集英社文庫/島田雅彦著)
を。各一〇〇円。
「
くうざん本を見る」を読んだら、〈今朝の新聞を見ると、昨日行われた、兵庫県立高校の入試問題の国語に、岡崎武志『読書の腕前』ISBN:4334033946が使われていた〉とのこと。合格者は将来有望ですぜきっと。
地元の駅前で迷子の青年に道を尋ねられる。常備しているダイソーの地図で説明するが相手の表情がぼんやりしたままなので途中まで連れて行ってやることに。いやぁ、道きかれるの好きで、駅やら病院やら斎場やら、しょっちゅう案内するんですがね(親切なのでなくて、趣味)。一緒に行きますかっていうと若者はたいてい嫌がるんですが、今日のひとは「よろしくおねがいします」。大学入学で引越してきてまもないとか。あのスーパーが安い、ゲームセンターはあそこ、このバス停はドコ行きか、なんて教えながら歩く。おれは不動産屋か。いぜん、年配の男性を案内したときには息子さんと私が同年代とかで色々と話をしてくれたのだが、別れ際ひとりローソンに入ったかと思うとエビスの缶ビールを一本、「お礼に」と頂いたこともあったのだ。
途中、「立石書店」岡島さんの奥さま敦子さんにも遭遇。「退屈さん!」と声をかけられたのを彼は何と思ったもんでしょうかねぇ。
フリペ『本のとびら』特集は「出版社PR誌隆盛の理由」。『アスペクト』編集長のインタビューが載っていて読む。
〈「何号出し続けられるだろう」という心配もありながらの創刊だったんです。だから、第3種郵便物の認可も取っていないし、取次も通していなくて、発行日になると編集部に納品された「アスペクト」を社員数名でせっせと発送作業をしています。しかも、都内の主要な書店へはレンタカーを借りて直接お届けする。丸一日かけて都内一周です。これがいまだに続いています。〉
へぇえ。毎号もらってます。『コラムの花道2007傑作選』も二七日で発売だし、素敵ですねアスペクト。あと、昔の『本の話』(文藝春秋)は素晴らしいなぁと思います。
『罰あたりパラダイス 完全版』(扶桑社/福田和也著)
、読了。とんかつ八枚分くらい(適当)のボリューム。満腹だけど、いい油使ってるなって感じでもたれません。登場は一箇所だけなのに「塩山芳男」と誤植されている塩山芳明さん。
あ、明日というか今日、一六日(日)は西荻窪の
昼本市です。天気もいいようですし、昼間っから酒飲みたいひとはぜひどうぞ。本も買えます。
「asahi.com」
私は「星の王子さま」を撃墜した ドイツ元操縦士証言