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神保町外shock事情。

 「キッチン南海」のカツカレーといったら、六五〇円。「いもや」の天丼は五〇〇円、天ぷら定食が六〇〇円で、とんかつ定食は七〇〇円。八のつく日は「エイト」のエイトデー、ラーメンは三〇〇円。へへっ、そんなの神保町好きには常識ヨッ!

 と未だに思い込んでいるアナタ、あんたは遅れている!カツカレー七〇〇円。天丼五五〇円、天ぷら定食六五〇円、とんかつ定食七五〇円。エイトデーでも三五〇円。神保町にも値上げラッシュが起きているのである!!!
 だからといって、古本屋の一〇〇円均一が一五〇円に、ということはないのであります。よかったですねぇ。

 ちなみに、さいきん私は「洋食ムッシュ」の日替わり定食六五〇円を贔屓に。南海やジローよりよいです。まぁ六五〇円でも自分ではけっこう贅沢な部類ですが。

 土曜日、「田村書店」で久しぶりに沢山買い込む。
 『特別な一日 読書漫録』(平凡社ライブラリー/山田稔著)
は、三〇〇円。
 『青い絵具の匂い 松本竣介と私』(中公文庫/中野淳著) 
 『東京の原風景 都市と田園の交流』(ちくま学芸文庫/川添登著)
 『人よ、寛かなれ』(中公文庫/金子光晴著)
 『這えば立て』(中公文庫/金子光晴著) 
が、二〇〇円。
 『近代以前』(文藝春秋/江藤淳著)
 『歩くひとりもの』(ちくま文庫/津野海太郎著)
 『私説東京放浪記』(ちくま文庫/小林信彦著)
 『ルネサンス』(岩波ジュニア新書/澤井繁男著)
 『戦う将棋指し』(宝島社文庫/別冊宝島編集部編)
は、一〇〇円。

 ブログを怠けるようになって、すっかり新刊情報にも疎くなったのだが、そのぶん書店の新刊台を眺める愉しみがある。この日も
 『ぼくは散歩と雑学が好きだった。小西康陽のコラム1993-2008』(朝日新聞社/小西康陽著)
を見つけ、ATMに走ったあと、「三省堂書店」で購入。

 米はうまくはないがお代わり自由のチェーン系定食屋「やよい軒」で、塩鯖で三杯、ヤッコでも一杯のご飯を平らげ、コンビニで買った発泡酒を飲みながら歩いていると向井さんからTELが。池袋で飲んでいる武藤・天野さんが呼んでいる、とのこと。四杯メシを後悔しながら池袋「串若丸」へ急ぐ。あぁ、外市での稼ぎはもう全部つかってしまった…。

 広川太一郎、死す。

  『私が愛用する辞書・事典・図鑑』(一季出版/中沢新一監修)
を読んだ。
by taikutuotoko | 2008-03-09 20:21 | 本・雑誌・新聞・書店


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